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きょう19日 広く雨で太平洋側中心に雨脚強まる 非常に激しい雨も 道路の冠水注意

  • 2023年5月19日
  • tenki.jp

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きょう19日(金)は九州から関東甲信で広く雨が降り、午後は東北にも雨の範囲が広がります。太平洋側を中心に発達した雨雲や雷雲がかかり、局地的には非常に激しい雨が降るでしょう。道路の冠水などに注意が必要です。

西日本に発達した雨雲 非常に激しい雨の降った所も

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きょう19日(金)は、広い範囲に雨雲がかかり、各地で傘が必要になるでしょう。

昨夜からきょう未明にかけては、沖縄や九州南部を中心に雨が強まり、鹿児島県肝付町の内之浦では、午前0時52分までの1時間に52.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。
午前4時30分現在、西日本の所々で雨が降っており、九州北部や中国地方には発達した雨雲がかかっています。大分県や島根県では1時間に10ミリを超えるザーザー降りの雨となった所があります。
東海や北陸も雨の降り始めている所があり、雨の範囲はさらに東へ広がるでしょう。

広い範囲で雨 非常に激しい雨に注意

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九州南部は朝にかけて、九州北部も昼頃までは雨の降る所があるでしょう。中国地方の雨も午前中が中心ですが、朝の通勤通学の時間に雨脚の強まる所がありそうです。四国は昼過ぎにかけて、近畿は夕方にかけて雨で、太平洋側では雷を伴い非常に激しい雨が降るでしょう。
東海や北陸は日中にかけて雨の降る所が多く、東海の沿岸部では激しい雨や雷雨に注意が必要でしょう。
関東甲信は昼前から雨の降りだす所があり、午後は各地で雨となるでしょう。東北も午後は雨の降る所が多く、局地的には雷を伴い雨脚が強まりそうです。北海道は日差しが届きますが、南西部や東部を中心に、にわか雨の所があるでしょう。

きのう梅雨入りした沖縄は本島地方で日が差すものの、先島諸島では昼頃にかけて所々で雨や雷雨があるでしょう。同じく梅雨入りした奄美は朝にかけて雨や雷雨ですが、午後は晴れ間がありそうです。

非常に激しい雨って どんな雨?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

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