熊童子という名前を聞いたことのある人は少ないと思います。
その姿を見ると名前の通りだなと気づく事ができるでしょう。
なぜ熊童子という名前になったのかなどについて紹介します。
熊童子は、南アフリカ原産のベンケイソウ科の植物です。
別名、熊の手やコチレドンとも言います。
ふくらんだ葉っぱの先に小さな突起がついているのが特徴です。
まるで熊の子供の手のように見えることから熊童子と名前がつけられています。
英語名では、Bear’s Paw、「熊の手」と見たままの名前がつけられています。
葉の表面は細かい毛で覆われており、学名のトメントサのビロード毛のあるという意味に繋がります。
熊童子の特徴としてはやはり、熊の手のような形をした葉っぱです。
先端の突起は茶色く、秋になると赤くなります。
小さいうちは、幅がありますが成長していくうちに茎が立ち上がってまるで樹木のようになります。
熊童子は花を咲かせることが出来、釣り鐘のような小さい花を見ることができます。
熊童子には、1400種以上の種類があります。
熊童子は、夏冬に休眠し春秋に生育するタイプの植物です。
日当たりの良い場所、適度な水やりが重要になります。
多湿が苦手なので風通しもよくしなければなりません。
夏に関しては、暑さに気をつける必要があります。
高温になりがちな都市圏では、水やりのタイミングを変えてあげなければなりません。
水やりや日当たりさえ気をつけていれば初心者でも育てやすい品種です。
熊の手のような熊童子について紹介しました。
誰が見ても熊の手の形にしか見えませんね。
初心者でも育てやすい植物なのでぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by ぷくさん@GreenSnap