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沖縄×アメリカの世界観を楽曲で表現するOKINAWA AMERICANAの2ndアルバムが誕生

  • 2021年11月10日
  • 沖縄島ガール

沖縄を拠点に活動するユニット・OKINAWA AMERICANA(オキナワアメリカーナ)が、10月20日、2枚目となるアルバム『Tachi(ターチ)』を発売した。

OKINAWA AMERICANAは沖縄を拠点に、国際的に活動しているデイビッド・ラルストンとMERRYによるユニット。「沖縄・アメリカーナ」と自称して、独自の音楽世界を奏でる、ありそうでなかった沖縄民謡とアメリカのブルース、ロック、ソウルをチャンプルーした楽曲を特徴としている。

お互いのルーツを崩さず、アコースティックデュオとして、またはフルバンド構成、さらにエイサー、ダンサーとのコラボレーションでも多くの歓声を浴びて新たな世界を展開している。2015年にはピーター・バラカン主催の音楽イベント「LIVE MAGIC」にも出演した。

今回のアルバム『Tachi(ターチ)』は、前作に続き、アメリカ・ナッシュビルと沖縄のスタジオで、豪華なメンバーと共にレコーディングされた。ミックスやマスタリングもインディアナ州やインドに住むサウンドクリエイターたちにより仕上げられていった。

アルバムは「Blues Come Knocking(ブルース・カム・ノッキング)」からスタート。勢いが感じられるメロディーに、“ブルースが来てノックをする”という悪い兆候をはね除けるという意味の言葉が強く歌われる。

2曲目は宮古島の民謡「張り水ぬクイチャー」をアレンジした「Kuicha (クイチャー)」。船着場に運び込まれる砂や大神島に寄せるさざ波のように、恵みの雨に満たされて収穫やはた織り用の糸が途切れることなく手に入ることを願った楽曲。

その後、沖縄民謡歌手の饒辺愛子(よへん・あいこ)が歌って大ヒットした戦後歌謡曲「Chimuganasa(チムガナサ)」、沖縄民謡の「久高まんじゅう主」とデイビッドの1枚目のアルバムに収録された「Nail it down」をミックスした「Kudaka Nail it(クダカ・ネイル・イット)」と続く。

後半は、お祝いの席で歌われることが多い沖縄民謡をアレンジした「Iwai Bushi(イワイブシ)」、MERRYがシンブルにウクレレで歌いDAVIDがスライドで参加する「Anchurasa (アンチュラサ)」、沖縄民謡わらべ歌の「じんじん」をベースに一発録りで録音された「Jin Jin(ジンジン)」でフィナーレを迎える。

沖縄とアメリカの双方の良い面をミックスさせた新しい音楽の世界を楽しもう。

『Tachi(ターチ)』
2021年10月20日(水) 2,000円(税込) MAD MUSIC INTL

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