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国立劇場おきなわでは初!組踊「伊祖の子」を上演

  • 2020年12月8日
  • 沖縄島ガール

沖縄・浦添市の「国立劇場おきなわ」で、12月12日(土)、組踊「伊祖の子(いずぬしー)」が上演される。

「伊祖の子」は、雪の降らない南の島を舞台に、「雪」を舞台構成の主題とした組踊の演目。同じ筋書きである組踊「雪払い」との違いも見どころで、国立劇場おきなわでは初上演となる。

第一部では、見応えのある琉球舞踊が楽しめ、第二部では、継子いじめを背景にした世話物の組踊「伊祖の子」が演じられる。

物語は、伊祖の子が王命を受けて北山の風俗改めに行くことになるところから始まる。伊祖の子は、妻・乙樽(継母)と子供の思鶴、亀千代を呼んで、留守中のことを頼んで出発。だが、乙樽は思鶴に雪の中で綛を掛けさせたり、降りしきる雪の中で庭の雪を払わせたりしていじめ、言いつけたことをやっていないと思鶴を叱り、着物をはいで追い出してしてしまった。

雪の中、倒れている思鶴を弟の亀千代が見つけ、着物を着せて継母の許しを乞うものの、聞き入れられずに思鶴はひとり雪の中に取り残されてしまう。

伊祖の子を宇座仁一が、乙樽を平田智之が、思鶴を金城真次がそれぞれ演じる。親子の情愛を描いた本作を堪能しよう。

「国立劇場おきなわ 令和2年度 組踊公演『伊祖の子』」
2020年12月12日(土) 14:00開演 一般3,200円、高校生以下1,000円 沖縄・浦添市「国立劇場おきなわ」内「大劇場」にて開催

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