香川県を中心とする企業と香川大学生とがバーベキューをしながら交流するイベントが5月10日、高松の田町商店街近くのMBTビル(高松市田町)屋上で開かれた。(高松経済新聞)
学生と企業が交流する横で肉が焼かれていく
同ビルを管理する「ペダル」が同大学起業部と提携して開く交流イベント。昨年4月に始まり12回目となる。今回は香川県・岡山県を拠点とする3社と、4月に入学した新入生約10人を含む20人の学生が参加した。参加者らは目の前で調理される肉や料理に舌鼓を打ちつつ、会社のことや仕事のこと、大学での活動のことなどについて意見交換を行った。
参加者の一人、新入生の茂中碧さんは「大学生活で社会人の方と交流できるのはインターンや就職活動の説明会、アルバイトなど限られた場面で話すことも限られる。今回のように腹を割って話す機会を持てるのはうれしい」と話していた。
同大学の学生で起業部代表の藤澤暉さんは「東京では企業と大学生がフラットに交流できるイベントや環境は当たり前のようにある。香川でもその『当たり前』をつくっていければ。ゆくゆくは近隣の他の大学も交えて交流していきたい」と話す。