「伊豆稲取キンメマラソン」今年も開催へ 激坂求め全国からエントリー

  • 2025年4月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 アップダウンの激しい難コースと、地元の人たちの温かいもてなしが人気を集める「伊豆稲取キンメマラソン」が今年も6月8日に開かれる。(伊豆下田経済新聞)

 こだわりの仮装で出場するランナーも(関連画像2枚)

 地元出身の西塚良恵さんが代表を務めるNPO法人「Mingle Izu」が主催する同大会。伊豆高原でのネイルサロン運営や化粧品通販などに取り組む西塚さんが、「老若男女が楽しめるマラソンで地元を盛り上げたい」という思いをきっかけに、女性10人でNPOを設立して2016(平成28)年に立ち上げた。

 大会の特徴の一つはコースの過酷さ。坂道が多い山から海へ走り抜けるコースを逆手に取って「最高に楽しい地獄へようこそ」をキャッチフレーズに、あえて過酷なコースであることをアピールして、他のマラソン大会との差別化を図っている。

 もう一つの特徴が、地元の人たちからのもてなしと応援。エイドステーションではニューサマーオレンジなど地域の特産品を使ったドリンクやフードが振る舞われるほか、沿道では子どもからお年寄りまで、地元の人たちがランナーに惜しみない声援を送る。「昔から町民スポーツ大会などでも町の人たちが熱心に応援してくれた」と西塚さんは振り返る。

 コースはハーフマラソンと10キロの2種競技にエンジョイラン(3キロ)を加えた3種を用意。エンジョイランは親子での参加も可能。タイム上位者だけでなく、特に大会を盛り上げる仮装をした人への表彰も用意する。

 ゲストには、1回目の開催からゲストランナーとして参加しているタレントのLiLiCoさんを迎える。

 大会のファンは年々増加しており、初回は1500人ほどだったエントリー数が、前回大会では2800人を超えた。3000人のエントリーを目指す今大会には既に、北海道から九州まで、3歳~90歳からのエントリーがあるという。

 西塚さんは「一年で一番稲取がにぎわう日、それがキンメマラソン。ぜひ稲取を存分に楽しみに来てほしい。エントリーをお待ちしている」と呼びかける。

 エントリーはウェブで受け付ける。4月6日まで。

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