フレンチレストラン「NELU 高麗橋」(大阪市中央区高麗橋2、TEL 06-4300-4236)が4月22日、大阪・北浜にオープンした。(船場経済新聞)
アフタヌーンティーのイメージ
店舗面積は延べ136坪で、席数は40席。経営は兵庫・大阪でレストランや結婚式場を展開する「クレ・ド・レーブ」(神戸市)。同店が入る建物は、中之島公会堂や東京駅を手がけた建築家・辰野金吾が設計したビルで1912(明治12)年に完成した。店名はレンガ作りの外観にちなみ、煉瓦(れんが)の「煉」の字の訓読みが由来という。
メニューはランチ(7,260円・1万4,520円)、ディナー(1万4,520円・2万1,780円)共にコースを用意。レストランマネジャーの柴田育弘さんは「評判がよい料理はスズキのパイ包み焼き。伝統的なフレンチの一品だがソースが重すぎず、ハーブを使い軽やかに仕上げている」と説明する。メニューにはアフタヌーンティー(5,500円)も用意し、12時・15時・18時の3部制で提供する。
建物は2階建てで2階にはチャペルを備える。結婚式会場のほか宴会会場としての利用に対応する。
「3年間空きテナントだったことから近隣の注目を集めているようだ。ふらりと入ってきて『何の店になったの?』と声をかけてくる人も」と同社広報部の川崎哲章さん。「ランチやアフタヌーンティーも提供しているので気軽に利用してほしい。地域に根付いて愛される店になれたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~15時、17時30分~22時。月曜定休。