九段下に「牡蠣いのうえ」 産地直送のカキを200円台で提供

  • 2025年5月26日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 カキ居酒屋「牡蠣(かき)いのうえ 九段下」(千代田区九段北1)が九段下にオープンして、5月18日で2カ月がたった。店舗面積は約10坪。席数は16席で、立ちスペースも設ける。(市ケ谷経済新聞)

 「牡蠣いのうえ 九段下」の生牡蠣

 店主の井上育巳さんは経営コンサルタントとしても活動を続けながら、「カキをもっと身近な食材にしたい」との思いから開業に至った。学生時代に飲食店での接客アルバイトを経験したことが、原点になっているという。井上さんは「お客さまとコミュニケーションを取るのが好き。私自身がカキ好きなことから、カキを通して多くの方に喜んでもらいたいという思いが強い」と話す。

 提供するカキは全国各地の漁場を自ら訪れて探したブランドカキが中心。日本一のカキを決める「全国牡蠣-1グランプリ」で準グランプリに輝いたカキなども仕入れるという。夏に旬を迎える北海道・仙鳳趾(せんぽうし)産のカキなど、冬だけでなく通年で楽しめるラインアップが特徴。時季に応じて産地を変え、「最も状態の良いものを選ぶ」という。

 カキは1つ275円。「牡蠣オイル漬け」「牡蠣飯」(以上550円)など、調理法のバリエーションも豊富。ランチでは「まかない牡蠣カレー」(900円)なども提供するという。「東京で日常的にカキを楽しめる場所を作りたかった。特にカキ好きの方に試してほしい。普段使いの店として、一人でも気軽に立ち寄れるメニュー展開や居心地の良い空間を目指している。一度食べてもらえれば、きっとリピーターになってもらえるはず」と自信を見せる。

 アルコールの種類も、カキに合うワインや日本酒など幅広く取りそろえる。「意外かもしれないが、イゾラヴィッラといったカキと相性の良い赤ワインなども用意する。ソムリエがいるので、当店ならではのマリアージュも提案したい」と井上さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~23時(土曜は17時~22時)。日曜・祝日定休。

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