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京丹後の山村で「タンゴサウナ祭」 サウナをきっかけににぎわい創出

  • 2025年6月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 サウナイベント「タンゴサウナ祭2025」が6月7日・8日、キャンプ場「天女の里」(京丹後市峰山町鱒留)とアウトドアサウナ施設「蒸−五箇サウナ−」(峰山町)で開催される。主催は同サウナ施設。(京丹後経済新聞)

 サウナエリア、一昨年の様子(提供=蒸−五箇サウナ−)

 開催は3回目で、コンセプトは「よく笑い、よく食べ、よく整う。年に1度の村のお祭り」。開催のきっかけについて、主催する同施設支配人の足立樹律さんは「『蒸−五箇サウナ−』のある大路は羽衣天女伝説が伝わった場所で、昔は旧七夕に大きな祭りがあり、村中が人でにぎわっていたと聞いた。人口減少に伴い、祭りもなくなってしまったという。サウナをきっかけに、にぎわいを取り戻せたら」と話す。足立さんによると、既に140人が予約しているという。

 テントサウナは全部で7基あり、うち4基ではサウナと酵素浴施設「ぬかとゆげ」の米ぬかを体に塗れる「ぬかサウナ」や「丹後絹塩」(網野町)の塩サウナを提供するほか、「ASOBIビール」(与謝野町)のホップやクラフトジン「京丹後舞輪源蒸留所」(弥栄町)のボタニカルを活用したロウリュ水も使う。テントサウナ以外にも、ログハウスサウナや同施設のサウナにも入り放題にする。

 当日は、飲食エリア「天女食堂」を用意し、サウナ客以外も無料で入場できるようにする。焼き鳥店「あみけん」(峰山町)やスパイスカレー店「THE SPICE」、ジェラート店「ミルク工房そら」(以上、久美浜町)など地元の飲食店19店が出店し、サウナに合わせた食事やデザートを提供する。サウナエリアには、タイマッサージ店「Heal girls」や鍼灸(しんきゅう)院「鍼灸qitrip宮津」(宮津市)が出店。

 広場では、丹後ちりめんの商品を製造・販売する「たてつなぎ」(大宮町)が「シルクスクリーンワークショップ」を行い、丹後ちりめんのトートバッグに同イベントオリジナルデザインのプリント体験ができる。6月8日には「ゆるりら」が小学生以下の子どもを見守るサービスを行う。「サウナに入らない人でもイベントを楽しめるように、さまざまなコンテンツを用意した」と足立さんは話す。

 イベントの特徴について、「会場の『天女の里』と『蒸−五箇サウナ−』を行ったり来たりしてもらうことで、村の風景や日常を感じ、ゆったりと楽しんでもらえる。サウナだけでなく、丹後の食と人の良さや自然を丸ごと感じてもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は10時~16時(飲食エリア「天女食堂」は15時まで)。サウナチケットは6,000円で、飲食エリアへの入場は無料。予約はウェブサイトで受け付ける。

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