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千代保育園(飯田市千代)で6月2日、飯田市保健課の歯科衛生士による「歯科指導」が行われた。(飯田経済新聞)
歯ブラシの持ち方を指導
同園では毎年、6月4日~10日の「虫歯予防デー」に合わせ、期間前後に園児への「歯科指導」を行っている。当日は園児15人が、同市の歯科衛生士から歯ブラシの持ち方や正しい歯磨きの仕方、口の中をゆすぐ際の口の形などを学んだ。コロナ禍の影響で歯科衛生士による指導は一時中断していたが、今年、約5年ぶりに再開した。コロナ禍中は保育士が代役を務めた。
歯科指導では、歯科衛生士が5歳くらいの男の子「たっくん」が刺しゅうされたエプロンを着用。歯磨きが嫌いなたっくんが、大好物のケーキやアイス、飴(あめ)、クッキーを食べた後に歯磨きをしないで放置するとどうなるかを園児に問いかけたりしながら、歯磨きの大切さを呼びかけた。
家庭ではもちろん、保育園でもしっかり歯磨きをしてもらうことを目的に、歯科衛生士から空き箱とペットボトルの底を組み合わせた歯の模型を進呈した。歯を模したペットボトルは黒く塗られており、歯磨きを完了するごとに白いシールを貼ることができる。シールを貼り続けることで黒い歯が白い歯に変わる仕組み。
澤田裕子園長は「外部から講師を招くことで、子どもたちも興味持って話を聞くことができる。これを機会にしっかり歯磨きをしてほしいことに加え、今回の内容をお便りで各家庭に周知し、家でも仕上げ磨きをしたり、かかり付け医で定期健診を行うなどの意識を持ってもらえれば」と期待を込める。