恵比寿ガーデンプレイスで野外映画上映「PICNIC CINEMA」

　野外シネマフェス「PICNIC CINEMA（ピクニックシネマ）」が6月6日から、恵比寿ガーデンプレイス（渋谷区恵比寿4）で開催される。（シブヤ経済新聞）

　「ロボット・ドリームズ」より

　ピクニックスタイルで映画を上映する同イベント。昨年は延べ約2万4000人が来場したという。センター広場に約300平方メートルの人工芝エリアと、320インチ（縦4.2メートル×横6.9メートル）の上映用スクリーンを設置し、映画を上映。移動映画館「キノ・イグルー」がプロデュースし、今年は「心をひらく」をテーマに、「メッセージ性のある」15作品をラインアップする。

　オープニングを飾るのは、最終電車を逃したことから出会った20代男女の5年間を描く「花束みたいな恋をした」。そのほか、「悪ガキ」3人組と「魔女の娘」の子ども4人が「悪い大人」に立ち向かうアドベンチャー「リトル・ワンダーズ」、米ロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年12月に行ったライブのドキュメンタリー「ストップ・メイキング・センス」（4Kレストア版）、人とのコミュニケーションが苦手な女の子アメリが空想の世界から抜け出し現実の世界へと歩み出していく姿を描いた「アメリ」などを上映。

　日本と台湾を舞台にしたラブストーリー「青春18×2　君へと続く道」や、女性2人の冒険と友情を描いたロードムービー「テルマ＆ルイーズ」、擬人化されたドッグ（犬）とロボットの友情を描いたアニメーション「ロボット・ドリームズ」、偏見や環境に負けずバレエダンサーという夢に突き進む少年の姿を描いた「リトル・ダンサー」（デジタルリマスター版）など、さまざまなテーマやジャンルの作品をラインアップする。

　同所では6月10日～7月2日、「朝ヨガ」（今月12日・18日・24日、各日7時30分～）と「夜ヨガ」（6月10日・16日・19日・23日・26日、7月1日・2日、各日19時～）も行う。定員は各日先着約100人。

　会期中は、館内のレストランやカフェはイベント限定のテイクアウト商品を販売。店舗とメニューは、「よつ葉ミルクプレイス」＝瀬戸内レモンのピールが入ったヨーグルトシェイク（680円）、「ブルーノート・プレイス」＝上映予定の映画をイメージした週替わり予定のディップソースに付けて食べる揚げ菓子「ベニエ」（500円）、「デリカテッセン ヤマブキ」＝チーズソースをかけるソーセージ3種類とポテトの盛り合わせ（1,300円）など。

　時計広場では、恵比寿の料理人（飲食店）が「ヱビスビール」に合う料理を提案した「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」の過去受賞店の中か、ら10店舗が週替わりで出店する。施設内の「YEBIU BREWERY TOKYO」では今月11日から、映画をテーマにしたビール「1911U: A Hop Odyssey」を数量限定で提供する。

　上映日時は、金曜・土曜・日曜・祝日の19時30分～。7月6日まで。