青砥駅の駅前広場が「人生ゲーム」装飾に 駅構内もリニュ―アル

  • 2025年4月2日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 京成線の青砥駅で3月26日、駅前広場がタカラトミー(葛飾区立石7)のボードゲーム「人生ゲーム」オリジナル装飾となり、リニューアルされた駅構内と共にお披露目式典が開かれた。(葛飾経済新聞)

 「青砥駅人生ゲーム装飾」お披露目式典の様子

 同企画は、タカラトミー、京成電鉄、葛飾区のコラボレーションにより実現。青砥駅は2023年7月に駅名看板を「人生ゲーム」に仕様変更したが、今回は同ゲームをモチーフにしたベンチ、モニュメントを新たに設置。地面には同ゲームのマス目をデザインし、駅前広場全体で「人生ゲーム」の世界観を楽しめるように装飾した。

 登壇したタカラトミーの富山彰夫社長は「こんなに楽しそうで、わくわくする駅はない。人生ゲームらしい遊び心あふれる内容で、葛飾区の魅力を発信する内容になった」と語り、京成電鉄の持永秀毅常務は「素晴らしい出来栄えなので、ぜひ楽しんでほしい。この取り組みが地域の活性化につながれば」と期待を込め、青木克?葛飾区長は「こうした取り組みを通して、地域全体が活性化するようにしていきたい。葛飾区はこれからも大きく発展する街」と抱負を語った。

 式典の最後には、特別ゲストとして「かつしか観光大使」である人気ユーチューバー「Fischer's(フィッシャーズ)」のマサイさんとモトキさんが登場。マサイさんは「これは新しい観光名所になる」と言い、モトキさんは「今日はここで遊んで行こう」と感激しながら話した。

 併せて、京成電鉄長期経営計画の重点施策の一つ「エコロジカルなまちづくりの推進」の一環として、地球環境に配慮したサステナブルな駅にリニューアルされた青砥駅構内もお披露目された。京成グループの使用済み制服を、繊維リサイクルボード「PANECO」へ再生して作られたベンチを置き、間伐材や古材を活用した装飾を施すほか、葛飾区内の職人による伝統工芸品を展示。デジタルサイネージではその製作現場などのPR動画を上映することで、地元の職人の技術を発信する。

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