腸を元気に! 消化を助ける食材を使った「食べるスープ」2品【おうちで簡単薬膳】

  • 2025年2月28日
  • レタスクラブニュース
腸を元気に! 消化を助ける「食べるスープ」
腸を元気に! 消化を助ける「食べるスープ」 / レシピ考案/齋藤菜々子 撮影/よねくらりょう

最近おなかがスッキリしないかも?という時は、消化を助ける食材を使ったスープがおすすめ。腸内環境が改善されると、体全体はもとより、心も整う効果が期待できます。

今回は、その時の体の症状に合わせて、食材が持つ効能を取り入れる「薬膳」の考えを取り入れた、簡単レシピをご紹介します。

料理家、国際中医薬膳師の齋藤菜々子さん
料理家、国際中医薬膳師の齋藤菜々子さん / 撮影/よねくらりょう

教えてくれたのは
齋藤菜々子さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業に就職後、食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道へ。「今日からできるおうち薬膳」をモットーにした、身近な食材を使う作りやすいレシピが人気。Instagram @nanako.yakuzen

とり大根のキムチスープ

肉の消化を助ける大根をたっぷり使って、みそ仕立てに「とり大根のキムチスープ」
肉の消化を助ける大根をたっぷり使って、みそ仕立てに「とり大根のキムチスープ」 / レシピ考案/齋藤菜々子 撮影/よねくらりょう

「肉の消化を助ける大根をたっぷり使い、みそ仕立てのスープに。大根は煮る前にレンジ加熱しておくと、早く煮えて、味のなじみもよくなります」(齋藤さん)。食欲をそそるピリ辛のキムチを加えて、満足度をアップ!

【材料・2人分】
とりむね肉...1/2枚(約120g)
大根...5cm(約250g)
しめじ...1/3パック(約30g)
白菜キムチ...100g
A(混ぜる)
 ・酒...大さじ1
 ・みそ...大さじ1/2
 ・しょうゆ...小さじ2
 ・水...2と1/2カップ
塩 こしょう 片栗粉 ごま油

■【作り方】
1. 大根は一口大の乱切りにして耐熱皿に並べ、水大さじ1を回しかける。ラップをかけて600Wで6分レンチンする。

2. しめじはほぐし、キムチは粗く刻む。とり肉は一口大、1cm厚さのそぎ切りにし、塩、こしょう各少々をもみ込み、片栗粉大さじ1/2をまぶす。

3. 鍋にごま油大さじ1/2を中火で熱し、しめじ、キムチを加えて炒める。油がまわったらAと、1を水分ごと加え、煮立ったらふたをして弱火で約10分煮る。

4. とり肉を加え、煮立ったら弱めの中火で約4分煮る。
(1人分161kcal/塩分3.2g)

ごぼうと白菜の塩昆布スープ

食物繊維たっぷり「ごぼうと白菜の塩昆布スープ」
食物繊維たっぷり「ごぼうと白菜の塩昆布スープ」 / レシピ考案/齋藤菜々子 撮影/よねくらりょう

「便の滑りをよくする食材には、ごぼうや白菜、昆布があります。これらの食材は食物繊維も豊富。塩昆布と豚バラ肉のうまみを生かし、シンプルな味に仕上げます」

【材料・2人分】
豚バラ薄切り肉...80g
ごぼう...1/2本(約100g)
白菜...2~3枚(約200g)
塩昆布...15g
白いりごま...小さじ2
A
 ・酒...大さじ1
 ・水...2と1/2カップ
ごま油

■【作り方】
1. ごぼうは斜め薄切りにして水に約5分さらし、水けをきる。白菜は葉と軸に分け、葉は3~4cm幅に切り、軸は大きければ縦半分に切って、横2cm幅に切る。豚肉は4cm幅に切る。

2. 鍋にごま油大さじ1/2を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。肉の色がほぼ変わったら、ごぼう、白菜の軸を加えて、白菜がしんなりするまで炒める。Aを加え、煮立ったらふたをして弱火で約10分煮る。

3. 白菜の葉、塩昆布を加えて混ぜ、弱めの中火で約5分煮て、ごまを加えてさっと混ぜる。
(1人分245kcal/塩分1.4g)

薬膳というと、珍しい生薬を使うものをイメージしがちですが、実は、こんなに気軽。スープなら具材を煮るだけなので、より簡単です。今回ご紹介したレシピはどちらも、肉&野菜の組み合わせなので、これだけで献立の主役になりますよ。



レシピ考案/齋藤菜々子 撮影/よねくらりょう スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt

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