最近SNSで人気なのが、ライスペーパーを使った食感が際立つレシピ。生春巻き以外にも焼いたり揚げたり蒸したりといろんな食べ方ができるんです。今回は、いつものサラダを具材に使った生春巻きの作り方をご紹介します!
ライスペーパーとは?
米粉やタピオカでんぷんなどを円くのばして乾燥させたベトナムの食材。薄くて中身が透けるので、カラフルな野菜と、肉、魚介などを包んだ生春巻きなどに多く利用される。
ライスペーパーのここがいい!
●いろいろな食感が楽しめる!
●すぐにもどせる!
●ストックできる!
生春巻きの作り方
1.ぬるま湯でもどす
フライパンに2cm深さのぬるま湯(約40℃)を入れ、ライスペーパーを1枚ずつくぐらせる。曲げられるくらいのかたさになったら取り出す。
POINT
ぬるま湯から出したあともどんどんやわらかくなり、くっつきやすくなるので、まだかたいかなと感じるくらいで引き上げて。
2.具をのせて巻く
まな板にライスペーパーをザラザラした面を上にしてのせる。具を中心よりも少し手前にのせ、ひと巻きする。
POINT
具が多いと包みにくいので、慣れないうちは少なめにのせて巻くのがコツ。
3.両端を畳む
左右の端を折り込み、巻き込む。
4.しっかりと巻く
少し手前に引くようにしながら、奥まで巻く。こうすると、具がしっかりおさまり、カットしたときの断面がきれいになる。
POINT
力を入れ過ぎると破れてしまうので、力加減に注意して。
ポテサラの生春巻き
買ったポテサラで!
【作り方(1本分)】
ライスペーパー1枚はもどす。ポテトサラダ(市販品)は棒状に形を整えてライスペーパーにのせ、ひと巻きしたら、奥にきゅうりの輪切り7枚を並べて一緒に巻く。
*1本分137kcal/塩分0.6g
(レシピ考案/植田有香子 撮影/田村昌裕)
レタスとハムの生春巻き
レタスとハムだけ!
【作り方(1本分)】
レタス1枚は繊維に沿って3等分にちぎって重ね、ロースハム1枚をのせて手前から巻く。ライスペーパー1枚をもどし、具をのせて巻く。
*1本分51kcal/塩分0.4g
(レシピ考案/植田有香子 撮影/田村昌裕)
チキンとラペの生春巻き
サラダチキンとキャロットラぺで!
【作り方(1本分)】
にんじんのせん切り40gは塩少々をふってもみ、水けを絞ったらフレンチドレッシング(市販品)大さじ1/2であえる。サラダチキン30gはほぐす。ライスペーパー1枚をもどし、具をのせて巻く。
*1本分98kcal/塩分1.2g
(レシピ考案/植田有香子 撮影/田村昌裕)
* * *
生春巻きを食べたい!と思っても、エビや鶏肉の下ごしらえをして茹でで...と考えると億劫になりますが、いつものサラダを包むだけと思うと手軽に作れますね。
レシピ考案/植田有香子 撮影/田村昌裕 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=徳永陽子