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ケチャップこぼしちゃった...でも大丈夫! カーペットの汚れをほぼ完璧に落とすプロの技とは

  • 2024年4月16日
  • レタスクラブニュース


最近過ごしやすい気候の日が増え、寒いうちはあまり気乗りがしなかった掃除や洗濯もやりやすくなってきましたね。
そこで知りたいのが、洗濯機で洗えないカーペットの洗濯方法。食べこぼしなどはその都度拭き取るものの、しっかり汚れを落とすにはどうすればいいか、正解をご存知の方は少ないのでは?

今回は、簡単にできて清潔に保てるカーペットの汚れの落とし方を、洗濯のプロにお聞きしました。

▶︎教えてくれたのは
洗濯ブラザーズ 茂木貴史さん


毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動を行なうプロ集団「洗濯ブラザーズ」の長男。著書は『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』 (アスコム) 。
https://sentakulife.com/


猶予は22時間!? 洗濯機で洗えないカーペットの汚れはこう落とす!

カーペットや布製のソファーに食べ物や飲み物などをこぼしたときは、以下の方法で汚れを落としましょう。汚れが酸化して落ちにくくなる22時間以内に処置をすれば、大抵の汚れは落とせます。

■1:汚れをできるだけ早く拭き取る


まずはティッシュペーパーなどで、表面の汚れを拭き取る。その際、こすって拭き取るのではなく、汚れをこれ以上広げないように、持ち上げて取るような意識で拭き取って。

■2:汚れにプレウォッシュ液をスプレーする
次に汚れた箇所にプレウォッシュ液をスプレーする。量は3プッシュが目安。プレウォッシュ液に使う洗剤は、汚れの種類にかかわらず、すぐに処置するなら中性でも弱アルカリ性でもよい。



【プレウォッシュ液の作り方】
空のスプレー容器に洗濯用の液体洗剤と水道水を1:1の割合で入れ、振って混ぜる。作ったプレウォッシュ液は1週間以内に使い切って。


■3:洗濯ブラシでたたく


スプレー後、洗濯ブラシで強めにトントンたたき、汚れを浮き上がらせて。このときもガシガシこするのではなく、下にたまった汚れを上に持ち上げる感覚でブラシを上下させてたたくこと。


■4:タオルに洗剤+お湯を含ませて拭く


40℃程度のぬるま湯に洗濯用の液体洗剤を少量入れ、そこに汚れてもよいタオルをつけたら軽く絞り、洗濯ブラシでたたいた場所を拭く。ここでは汚れをタオルに移すような意識で。
*液体洗剤は中性でも弱アルカリ性でもOK。血液の汚れの場合は40℃程度のぬるま湯ではなく、常温の水を使用してください。


■5:お湯だけを含ませたタオルで仕上げ拭き


仕上げに、40℃程度のぬるま湯だけを含ませたタオルで同じ場所を拭き、洗剤成分もきれいに取り除く。こぼしてから長い時間がたっていなければ、この一連の処置でケチャップの汚れもほぼ完璧に取れるはず。


■6:ブラシで毛流れを整えつつドライヤーで乾かす


そのまま自然乾燥でもよいけれど、さらにきれいに復活させたいなら、洋服ブラシでカーペットの毛流れを整え、ドライヤーの熱で乾かして。こうするとツヤや風合いが復活し、新品のように。

* * *

ついた瞬間に愕然となるような汚れも、この方法で洗ってみると驚くほどきれいに復活! これでもう、カーペットの汚れも怖くありません。
みなさんもピンチの際にはぜひお試しくださいね!


イラスト/mappy 撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子

文/さいとうあずみ

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