コレクションや推し活グッズは、片づけようとしてもついつい思い出に浸って処分できずに部屋を占領していることも。新しいシーズンが始まる前に、たまりにたまった品々を思い切って手放すと心も部屋もすっきりしますよ。今回は、コレクションや過去の推し活グッズ、いただきものや年賀状など処分しにくいものを手放すコツを紹介します!
アイテム別に紹介! 思い出品の手放し方
教えてくれたのは▷ミニマリスト、イラストレーター おふみさん
暮らしをコンパクトにして身軽になったら、人生が加速したような感覚に。著書に『おふみさんの捨てログ』(文響社)ほか多数。YouTubeおふみチャンネル「ミニマリストライフは楽し。」も人気。
■コレクションや推し活グッズ
「持続可能な推し活」をモットーに、取っておくのは今の「推し」グッズだけ。過去の「推し」グッズは今どっぷりハマっている人に譲る、など「推し」グッズの尊い循環を心がけて。好きなものこそルールを決めて楽しみましょう。
おふみさん流手放し方(1)
⇒人にあげる
例えば、自分の推しだった「A」のグッズという宝物を、次の誰かにバトンタッチする感覚で、より熱量の高い人に譲れば、両者にとって◎。
おふみさん流手放し方(2)
⇒専門店に売る
そのジャンル専門の中古買い取り店に売るか、メルカリなどのフリマサイトに出品を。外箱などもセットで売ると、より高値がつく場合も。
【おふみさんのおすすめサービス】
駿河屋
コレクションや推し活の買い取りといえばここ。他店では値段がつきにくい付録も適正価格で査定。実店舗か通信買取を選んで売る事ができる。
■年賀状
最近は、やり取りの枚数が減っているので、直近の年賀状より過去のものが多い場合も。改めて全部を見返し、よほど思い出深いもの以外は処分してもいいのでは?
おふみさん流手放し方
⇒1年分だけ残す
残すのは、最新の連絡先が書いてある直近1年分だけ。友人どうしの年賀状は、LINEでやり取りするので、紙ものが減りました。
読者のアイディア
いただいた年賀状は、お年玉の当せん番号発表の日に情報だけを書き写して処分。わが家からの年賀状は毎年1枚ずつ残し、「うちの年賀状」としてファイルに保存しています。(K.Sさん)
■いただきもの
ものを受け取り、「ありがとう」を伝えた時点で、気持ちの授受はほぼ完了です。好みに合わなければ「わが家の収納にため込むよりもよそへ」と考えてOK。
おふみさん流手放し方
⇒未使用の状態でリサイクルショップに出す
自分が使わないなら、新品未使用の段階でリサイクルショップやフリマアプリに放出します。ものにとっても、そのほうがきっと幸せ。
読者のアイディア
義母が「似合うと思って」とよく服を送ってくれます。気持ちはうれしいので、その服を着て写真を撮り、義母にLINEで感謝を伝えます。服はその後処分の場合も(苦笑)。(M.Wさん)
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大好きだったコレクショングッズは、気持ちの整理がなかなか難しいですね。過去のお気に入りたちは、今もっとハマっている人に譲るという循環をモットーに!
イラスト/おふみ 編集協力/宇野津暢子
文=徳永陽子