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春キャベツ、もう余らせない! ムダにしていた外葉で具材2品の手間なしメインおかず3選

  • 2023年4月11日
  • レタスクラブニュース


食費を抑えたいこの時期こそ、コスパのいい旬野菜を上手に使い切りたいですよね。
甘みの増した春キャベツは、まるごと1個でボリュームおかずやサラダが何品も作れます。外葉、内葉、芯、それぞれの特徴に合った調理法をマスターして、おいしく節約しましょう!

「春キャベツまるごと1個を本気で使い切る」今回は、シャキッとした食感が楽しめる「外葉」を使ったレシピをお届けします。
外葉は、葉が厚めで繊維が太く、しゃきっとした食感を楽しめるので炒めものに最適。高温でさっと火を通すことで、青臭さを抑えられますよ。

【編集部より】葉の付け根部分に切れ目を入れてはがすのがポイント!
外葉をはがすとき、手の力だけで乱暴にちぎってしまうと葉が傷ついてしまうことも…。葉の付け根部分に切れ目を入れてからむくと、きれいにできるのでおすすめです。

*春キャベツ1個は1.2kgのものを使用しています。

春キャベツのぐるぐるダイナミック巻き

ふんわり食感のキャベツをこうばしい肉で包んで
[ 材料・2〜3人分 ]*1人分330kcal/塩分2.1g
・春キャベツの外葉 ...4~5枚 (約200g)
・豚バラ薄切り肉 ...12枚 (約250g)
・レモンのくし形切り ...適量
・塩
・サラダ油
・粗びき黒こしょう

[ 作り方 ]
1. キャベツは一口大にちぎる。
2. 豚肉は1/2量を少し重なるようにして縦に広げ、塩小さじ1/2をふる。1の1/2量を横長に半分より手前側にのせ、手前からくるりと巻く。同様にしてもう1本作る。

【編集部より】崩れないためには、豚バラ薄切り肉の形も重要!
豚バラ薄切り肉は店によって厚みや長さに違いがあります。半分に切られたものや、薄い肉は巻きにくいので、2~3mm厚さのものを選びましょう。どうしても薄いものしかない場合は並べるときに枚数を1~2枚増やすとよいでしょう。巻くときは、豚バラ薄切り肉の端が細い方を手前にし、太い方を巻き終わりにするとはがれにくくなります。また、巻き終わりは焼きはじめる面の真ん中あたりにくるように調整しましょう。



2. フライパンに油小さじ1を中火で熱し、2を巻き終わりを下にして並べて焼く。しっかりと焼き固まったら時々転がしながら焼き、全体に焼き色がついたらふたをして弱火にし、約4分蒸し焼きにする。

【編集部より】フライパンが温まる前に焼きはじめて
フライパンを熱しすぎると焼きムラの原因となってしまうため、火をつけてすぐの、まだ冷たいうちから焼きはじめるのがポイント。じっくり火を通すことで、巻き終わりがしっかり焼き固まります。焼いているときに持ち上げて確認したくなりますが、最初の2〜3分は我慢!さわらないようにしましょう。

【POINT】


キャベツはふんわりとしているので、押さえ込むようにして肉をかぶせてくるりと巻きましょう。

【POINT】


巻き終わりがしっかり焼き固まっていれば、転がして焼くときに形がくずれません。

4. 食べやすい大きさに切り分け、器に盛ってこしょうをたっぷりめにふり、レモンを添える。

ふんわりシャキシャキの外葉と、こうばしい豚バラがマッチ! 味付けはシンプルに塩こしょうのみで、素材のおいしさをとことん楽しめる一品ですよ。

【編集部より】タレはお好みで!アレンジを楽しんで♪
レシピでは塩こしょうにレモンのくし切りを添えるだけですが、お好みのソースやタレをつけて食べてもOK!マヨネーズとレモン汁を混ぜたソースや、マヨネーズとケチャップで作るオーロラソース、からし醤油や粒マスタードを添えるなど、ぜひご家庭でアレンジを楽しんでみてください。

こちらもおすすめ! シャキシャキ外葉を使ったおかず2品

外葉を使ったレシピはほかにも。食べごたえもあってメインおかずにぴったりのおすすめ2品をご紹介します。

春キャベツのレンジ回鍋肉(ホイコーロー)

具材は、春キャベツと豚こまだけだからコスパ◎!
耐熱ボウルに、合わせ調味料 (おろしにんにく・酒・砂糖・みそ・しょうゆ・豆板醤) と豚肉を入れて混ぜたら、ざく切りキャベツを投入。ざっくり混ぜてレンチンすればできあがり。
豚肉にしっかり味付けをしてからキャベツを加えて加熱することで、キャベツがくたっとし過ぎず、歯ざわり良く仕上がるんです!



春キャベツとあさりのスープ蒸し煮

貝のうまみを吸ったキャベツが絶品! 鍋にあさりを広げ入れたらキャベツをちぎりながら加え、水・酒を注いで、約2分蒸し煮に。器に汁ごと盛り、オリーブオイル・粉チーズをかけて仕上げます。
包丁いらず、かつ短時間でできるから、へとへとな日の夕食にもおすすめですよ。



【編集部より】春キャベツだからこそ!やわらかさと甘みを堪能して
硬くて筋があるから食べにくいというイメージがあるキャベツの外側の葉(外葉)は、何気なく捨てているという人も少なくありません。だけど、春キャベツは外葉も比較的柔らかいので、捨てるなんてもったいない!ぜひメインおかずの食材として活用してみてください。もし一番外側の葉をそのまま使うのに抵抗があるという人は、よく洗ってから細い千切りにし、塩もみをしてからいただくのが料理研究家・武蔵さんのおすすめです。また、小さいお子さんや高齢者のいるご家庭は、より食べやすいよう、今回ご紹介したレシピを内葉で作ってみるのもいいですね。

さっと加熱することでおいしさが引き出される春キャベツは、時短調理向きの食材。新年度で慌ただしく、ごはん作りの余裕がない日々には助かります。さまざまなおかずで、おいしく食べ尽くしましょう!




調理/武蔵裕子 撮影/髙杉 純 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/早川徳美 編集部コメント取材/松田支信
 
【レタスクラブ編集部】

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