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旬の「鰆(さわら)」はどう食べるのがおいしい?

  • 2023年3月25日
  • レタスクラブニュース


「魚」へんに「春」と書く「鰆(さわら)」は、今がおいしい季節。でもあんまりなじみがなく、どうやって調理すればいいか分からない人も多いかもしれません。そこで今回ご紹介するのは、おうちでさわらを手軽においしく食べられるおかず。身が淡白でくせがないので実は扱いやすく、和洋中どんな調理法でも楽しめるんです!

さわらのレモン焼き

【材料・2人分】
さわら…2切れ、下味(酒…大さじ1、塩…小さじ1/2)、レモン(国産)の薄い半月切り…6枚、グリーンアスパラガス…3本、サラダ油、塩

【作り方】
1.さわらはそれぞれ3等分に切ってバットに入れ、下味をふる。レモンはさわらの上にのせる。アスパラガスは根元のかたい部分の皮を皮むき器でむき、2cm幅の斜め切りにする。

2.フライパンに油小さじ1を中火で熱し、アスパラガスを入れて塩少々をふり、しっかりと焼く。全体に焼き色がついたら取り出す。

3.続けてフライパンに油小さじ1を足して中火で熱し、1のさわらの汁けをきり、皮目を下にして並べ、あいたところにレモンも入れて焼く。さわらに焼き色がついたら上下を返し、バットに汁が残っていたら加えてからめながら焼く。2〜3分焼いてさわらに火が通ったら火を止め、アスパラガスとともに器に盛り合わせる。
(1人分227kcal、塩分1.9g レシピ考案/脇雅世 栄養計算/スタジオ食)

旬のアスパラとともにレモンで爽やかに仕上げた春らしい一皿。下味をつけて焼くだけ、と特別な下ごしらえの必要がないので、平日でもさくっと作れます。レモンは皮ごと使いたいので、国産のものを選んで。ふっくらほくほくのさわらに、家族もきっと喜んでくれるはず!




さわらのおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。




さわらと新玉ねぎの照り焼き

白いご飯がどんどん進むこってり味の照り焼きも手軽に作れます。春はみずみずしい新玉ねぎも添えましょう。油をひいたフライパンにさわらを並べ、あいたところに新玉ねぎを入れて両面焼きます。火を止めて余分な油を拭き取ったら、合わせ調味料(しょうゆ・酒・みりん・砂糖・水)を入れて火にかけ、スプーンで煮汁をさわらにかけながら煮汁がとろりとするまで煮詰めます。



さわらのさっくりチーズフライ

ほくほくとしたやわらかい身を堪能するなら、フライにするのが一番! 塩をふって10分ほどおいたさわらに小麦粉・小麦粉液(小麦粉・粉チーズ・こしょう・水)・パン粉をまぶし、油を2cm深さまで入れたフライパンで両面をこんがりと揚げればできあがり。衣に粉チーズを混ぜると子どもも進んで食べてくれますよ!



さわらと春キャベツのソテー

小麦粉をまぶしてこうばしく焼いたさわらには、アンチョビ風味の春キャベツをたっぷり添えて。さわらはオリーブ油をひいたフライパンで強めの中火で4~5分焼き、上下を返して20秒ほど焼いて取り出します。春キャベツはもともとやわらかいので、加熱のしすぎに注意を。オリーブ油・にんにくを熱したフライパンでさっと炒め、アンチョビー・白ワイン・バター・水を加えてふたをして2~3分蒸し煮にすれば完成です。



さわらのみそ焼き

甘みそをのせてこんがりと焼いたさわらは絶品! 一口サイズにカットすると食べやすく、お酒のつまみにもぴったりです。さわらは塩をふってカットし、魚焼きグリルなどでこんがりと焼いて。裏返したら甘みそ(みそ・砂糖・みりん)をぬり、みそに焼き色がついたらできあがり。ごまをふり、塩ゆでした菜の花を飾ると春らしさが演出できます。



さわらは見た目は白身魚ですが、サバ科の回遊魚なので実は赤身魚。そのためDHAやEPAも比較的多く含まれているんです。下ごしらえもほとんど必要なく、とっても簡単に調理できるので、スーパーでみかけたらぜひ手にとってみてくださいね。

文=齋藤久美子(栄養士)

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