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なかなか気乗りしない! そんなとき仕事モードに切り替えるスイッチは?

  • 2022年11月18日
  • レタスクラブニュース


自分で開始時間を決められる仕事は、比較的時間の融通が利く半面、やる気スイッチがなかなかオンにならず、気持ちの管理が難しくないですか? 「もう始めなくちゃ」と思っても、ついスマホを見続けたり、なんとなく別のことを始めてしまったり……。スパッと気持ちを切り替えるのってパワーが必要なんですよね。

私はできるだけラクにやる気スイッチをオンにするために、仕事前にアロマディフューザーをつけています。この習慣はちょっとした儀式のような行動で、アロマオイルの香りがしてくると気持ちが自然に仕事モードになる、という仕掛け。『梅干しを見ると唾が出る』という条件反射と同様、『仕事用の香りを嗅ぐと心が自然に仕事モードになる』気がするのです。特に、嗅覚は脳への刺激が強いそう。アロマと仕事開始をセットで習慣にすることで、スムーズに仕事スイッチを入れることができているように感じます。

ちなみに私が仕事を始めるときに使うアロマは、グレープフルーツなどのかんきつ系。はたまた、気持ちを落ち着けてゆっくり眠りたいときは、リラックスできるラベンダー系。休日、雑巾がけをするときは、清涼感のあるミントなどのさっぱり系オイルをバケツに数滴たらします。物事をスタートするきっかけとして、その気分に合ったアロマを活用するワザ、ぜひお試しください。

ちなみにこの「嗅覚スイッチ」、料理についてもいえるそう。例えば、だしの香りを嗅ぐと気持ちが料理モードになるという人が多いのだとか。料理を作る人だけでなく料理の完成を待つ子どもは、だしの香りがしてくると気持ちがごはんモードになり「おなかすいた~」と食欲全開になる場合もあるそうです。なので料理をするときはまず、だしの香りが広がりやすいみそ汁作りから始めてもいいかもしれませんね。

話は戻って、もちろん自分スイッチの切り替えのためにわざわざアロマオイルを買わなくてもOK。窓をあけて外の空気を取り込むだけでも、室内の香りや空気の流れは変わります。やる気スイッチオンの儀式=窓をあけるだけでもいいのです。


シンプルライフ研究家 マキ


不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ13冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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