秋の味覚のひとつ、長いも。すりおろしたり煮たりと、調理法によって違った食感が楽しめるのが魅力ですが、ぬめりがあるから皮をむくのがちょっと面倒...。
そこでおすすめなのが、皮ごと調理。実は、長いもはひげ根も食べられるって知っていましたか?ラクして栄養価もぐんとアップしますよ!
「皮ごと照りつや煮もの」今回は「長いもととり手羽の塩ごま油煮」。いったん焼き色をつけてから短時間で煮込んだ長いもがシャキシャキ! 塩ベースのさっぱりした味つけと、ごま油のコクがグッドバランスな一皿です。
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長いもととり手羽の塩ごま油煮
長いものシャキシャキした食感がおいしい!
[ 材料・2人分 ]*1人分242kcal/塩分1.9g
・長いも ...200g
・とり手羽中 (半割りにしたもの) ...250g
・煮汁
∟とりガラスープの素 ...小さじ1
∟水 ...1/2カップ
・塩
・ごま油
・粗びき黒こしょう
[ 作り方 ]
1. 長いもは洗って皮つきのまま5cm長さ、2cm四方の棒状に切る。手羽中は塩小さじ1/3をもみ込む。
【編集部より】野菜をやさしく洗うのもポイントです!
野菜を洗うときは皮を傷つけないようにするのも、栄養を流失させないためのポイント。野菜を洗うときは、たわしなどではなく食器用スポンジの方がおすすめだそう。野菜専用のものを用意すると便利です。
2. フライパンにごま油大さじ1/2、長いもを入れて中火にかける。上下を返しながら焼き、軽く焼き色がついたらいったん取り出し、手羽中を加えて1~2分焼く。
【編集部より】ひげ根は焼くことで食べやすく!
長いもは最初に皮を軽く焼くことで、ひげ根の食感が気にならなくなります。ぜひお試しを!
3. 手羽中に焼き色がついたら煮汁の材料を加えて長いもを戻し入れ、煮立ったらふたをして約3分煮る。ふたを取り、煮汁がなくなるまで時々混ぜながら煮る。器に盛り、粗びき黒こしょう少々をふる。
【栄養MEMO】
滋養強壮にいいといわれる長いもは、皮ごと食べれば食物繊維やビタミンなどの栄養もむだなくとれます。ひげ根にも栄養があるので食べてみて。
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長いもは皮のほか、ひげ根にも栄養があるとは! ぜひまるごと調理にトライしてみてくださいね。
調理/上田淳子 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 編集部コメント取材/松田支信
【レタスクラブ編集部】