１～２分ほどさっとゆでてすぐ食べられるそうめんは、へとへとな夏の強い味方。氷水で締めて器に盛りつければ、食卓も涼しげな雰囲気に包まれます。とはいえ、そのおともが毎度めんつゆではいささか飽きが来るもの。たまにはエスニックや汁なし担々麺、豆乳みそスープなど、味のバリエーションを変えて楽しんでみませんか？
エスニックそうめん
【材料・2人分】
そうめん…３束(約150g)、とりもも肉…1/2枚(約150g)、しょうがの薄切り…１かけ分、ベビーリーフ…適宜、とりガラスープの素…小さじ２、酒、こしょう
【作り方】
1.とり肉は皮を除き、食べやすい大きさのそぎ切りにする。しょうがとともに耐熱ボウルに入れ、酒大さじ１をふってふんわりとラップをかけ、電子レンジ（500W）で約２分30秒加熱する。電子レンジからボウルを取り出してとりガラスープの素を加え、混ぜて溶かす。冷水１カップを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
2.そうめんはたっぷりの熱湯で袋の表示どおりにゆでる。ざるにあけ、流水でぬめりを取るように洗い、水けをよくきって器に盛る。
3.２に１をかけ、ベビーリーフをのせ、こしょう少々をふる。
（1人分400kcal、塩分2.1g レシピ考案／ワタナベマキ 栄養計算／スタジオ食）
※電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
とりガラスープ＋しょうがで簡単にエスニック風の味わいに。とり肉とスープはレンジで加熱を。スープを冷蔵庫で冷やす時間も惜しい場合は、冷水を氷水に変えてみて。
アレンジそうめんは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
汁なし担担そうめん
がっつり食べたい日は肉みそを豪快にのせて、汁なし担々麺風に。肉みそは、長ねぎ、しょうがとともに香りよく炒めてみりん、しょうゆで味つけ、汁けがなくなったら練りごまを加えて味に深みを出します。
ピリ辛釜あげそうめん
レンチンしたとりささ身をのせて、ピリ辛だれ（一味とうがらし、しょうゆ、酢、砂糖）をかけるだけ！ ざく切りにした三つ葉もたっぷりあしらって混ぜながら食べてみて。
豆乳みそそうめん
豚しゃぶ＆そうめんを、鍋でなめらかになるまで火にかけた熱々の豆乳スープ（豆乳、みそ、しょうゆ、塩）につけて。豚しゃぶをゆでる際は、麺をゆでた湯をそのまま使えば時短に。
ミニトマトとハムのマリネそうめん
パスタのようにマリネ液（オリーブ油、酢、砂糖、塩）であっさりとあえた一皿は、食欲がない日におすすめ。冷水で洗ったそうめんは、オリーブ油を回しかけてからマリネ液に投入を。
今回ご紹介した5品なら、時間に追われている日でも無理なく作れそう。夜に食べても満足できるボリュームもうれしいですね。
文＝齋藤久美子（栄養士）
