暑さによる食欲不振を感じたら、ピリッと辛味のきいた副菜を添えると食欲が刺激されるかもしれません! 唐辛子には唾液や胃液の分泌を盛んにするカプサイシンがたっぷり。いつもの副菜に、豆板醤やラー油、七味とうがらしなどをプラスして暑い夏を乗り切って。
きゅうりのピリ辛あえ
【材料・2人分】
きゅうり…2本、塩…小さじ1/4、しょうゆ・ごま油各…大さじ1/2、白いりごま…小さじ2、豆板醤(トウバンジャン)…小さじ1/3、おろしにんにく…少々
【作り方】
1.きゅうりは皮むき器で皮をしま目にむき、一口大の乱切りにする。塩小さじ1/4をふってざっと混ぜ、約10分おいて水けをきる。
2.ボウルにきゅうり、しょうゆ、ごま油各大さじ1/2、白いりごま小さじ2、豆板醤小さじ1/3、おろしにんにく少々を入れてあえる。
(1人分64kcal、塩分1.3g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
豆板醤でアクセントをつけたきゅうりは、パリッポリッと箸が止まりません! 調味料を加える前に塩もみをしておくと、味がなじみやすく、水っぽくなるのを防げます。冷蔵庫でよく冷やしてもおいしい一品。
ピリ辛副菜は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
ピリ辛ねぎちくわ
しょうゆ、酢、ごま油、七味とうがらしでさっとあえて。冷蔵庫の余った食材でパパッと作れる一皿です。
もやしのピリ辛あえ
シャキシャキのもやしにラー油ねぎソース(長ねぎのみじん切り、しょうゆ、ラー油)がマッチ。もやしはごま油と塩を加えた湯でゆでて、食感をキープします。
しめじとほうれん草のピリ辛マヨあえ
レンチンしたしめじとほうれん草を、マヨネーズとしょうゆであえるだけ。仕上げに一味とうがらしをふって味を引きしめて。
ピリ辛ピーマン
ピーマンは生のままでOK。ちりめんじゃこ、豆板醤、ごま油、塩であえれば、さっぱりとした大人の小鉢が完成。
今回紹介した料理は、手間なく作れるものばかり! おつまみにもおすすめです。
文=齋藤久美子(栄養士)