最近人気のほったらかし煮、作ってみたことありますか? 具材と煮汁の材料を鍋に入れて火にかけたら…やることはこれで終わり! あとはお鍋がおいしく調理してくれます。待っている時間は、副菜を作ったり、残りの家事を片づけてしまったり…と好きなように使えますよ! おいしく作るコツは、鍋に具材を入れる順番をちゃんと守ること。今回紹介するレシピでもチェックしてみてくださいね。
手羽中と長いものオイスターソース煮
【材料・2~3人分】
とり手羽中(半割りにしたもの)…12本(約300g)、長いも…200g、煮汁<混ぜる>(オイスターソース…大さじ1と1/2、みりん…大さじ2、しょうゆ…大さじ1/2、水…1/4カップ)
【作り方】
1.とり手羽中は水けを拭く。長いもは一口大の乱切りにする。
2.直径約20cmの鍋にとり手羽中を皮目を下にして並べ、長いもを広げ入れ、煮汁を回しかける。
3.オーブン用ペーパーを約25cm四方に切り、具材に接するようにしてかぶせ、ふたをして弱めの中火に約12分かける。ふたを取って強火にし、1~2分混ぜながら味をからめる。
(1人分202kcal、塩分1.6g 調理/上島亜紀 栄養計算/スタジオ食)
オイスターソースでこっくりと煮ると、食材2つでも深みのある味わいに。とり手羽中からあふれた旨みで、ご飯が何杯でも食べられそう!
ほったらかし煮物は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
厚揚げととりひきのしょうが煮
しょうがが香る和風の煮物。厚揚げ、ピーマンの順に鍋に広げたら、とりひき肉を一口大ずつ全体に散らして。オーブン用ペーパーを落しぶたにしてかぶせ、さらにふたをして煮ると、少ない煮汁でも全体にいきわたり、早く火が通ります。
さばとじゃがいものみそ煮
ほくほくのじゃがいもと脂がのったさばにからむ、やさしいみそ味の煮汁が絶妙! じゃがいも、さば、長ねぎの順に鍋に入れて火にかけ、じゃがいもに竹串がすっと通ればできあがり。
手羽元とさつまいものはちみつポン酢煮
ぽん酢+はちみつでやわらかい酸味に仕上げて。手羽元は煮る前に表面をこんがり焼くと、香ばしい風味が楽しめます。煮る時は焼いた手羽元をいったん端に寄せ、さつまいもを下に広げてから加熱して。
鮭ときのこのカレークリーム煮
小麦粉をまぶしてカリッと焼いた鮭を、牛乳にカレー粉や中濃ソースを合わせたまろやかな煮汁で煮込みます。セロリのさわやかな香りがいいアクセント! セロリとエリンギは鮭の上に散らして煮ます。
肉や魚、豆腐などのメイン食材と旬の野菜で手軽にできるほったらかし煮は、時短でできるだけでなく栄養面も、お手頃なのも魅力! お好きな食材でアレンジも楽しんでみてください♪
文=齋藤久美子