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「100%植物由来」の食品って本当においしいの? 最近日本に上陸した植物生まれのチーズを食べてみた!

  • 2021年9月24日
  • レタスクラブニュース


「プラントベースフード」が話題になっているのをご存知ですか?

プラントベースフードは植物由来の原材料を使用した食品のこと。最近、このプラントベースフードを積極的に取り入れる人が増えており、大豆ミートやオーツミルクなど、スーパーで手軽に手に入る食品も多くなってきました。

そんな中、100%植物由来の原料で作られたチーズが日本に初上陸! 一体どんな味なんでしょうか…?

コクのあるまろやかな味わいは、トーストやサンドイッチに◎

今回試食したのは、ギリシャ発のブランド「Violife(ビオライフ)」の商品。Violifeが展開するプラントベースチーズ(植物性チーズ代替品)とプラントベースバター(植物性バター代替品)は、世界50カ国以上で愛されているという実力派です。株式会社J-オイルミルズから、9月1日より関東地方(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)で先行発売されました。

というわけで、まずは「植物生まれのとろけるスライス モッツァレラタイプ」から実食!


開封してみると、見た目も香りもスライスチーズそのもの! 軽い歯ごたえで、モッツァレラのフレッシュさも感じられます。動物由来のチーズの口当たりを濃厚と表現するなら、こちらはそれよりも少しライトな感じ。さっぱりしていて食べやすい印象を受けました。

これなら、こんな風にサンドイッチにそのままはさんでもいいアクセントになりそう!


加熱するととろけるので、グラタンやホットサンドにもおすすめです。



続いて試食したのは「植物生まれのクリーミィ」。真っ白なクリームチーズのような商品です。


一口食べてみると…う~ん、フレッシュでなめらかな口当たり! あとから爽やかな酸味が追いかけてきます。こちらも動物由来のクリームチーズに比べると、さっぱりとした味わい。

そのままクラッカーにのせたり、砂糖やレモンを加えてレアチーズケーキにしたり、色々アレンジできそうです。



これらのプラントベースチーズの気になる主原料はココナッツオイル。乳製品を使わずにここまでコクとまろやかさを出しているなんて…世界中の人々に支持されている理由がよくわかります。

プラントベースフードは地球にもやさしい!

でもなぜ今、こういったプラントベースフードが世界的に注目されているんでしょうか?

1つ目はやはり、健康的な観点から。最近は欧米を中心に植物性食材を積極的にとる「プラントベースダイエット」という食事法が人気を集めています。動物性食品を摂らないといってもヴィーガンのように厳しいルールが設けられているわけではないので、誰でも気軽に始められるのが魅力。健康を維持しながらやせられるのはいいことですよね。

そしてもう1つ、プラントベースフードは環境問題の解決にも大きな影響を与えているんです。

例えば食肉の生産する「畜産」。世界では約15億頭もの牛が飼育されていますが、この畜産が、地球環境に多大な負担をかけていることが問題になっています。とくに乳牛や肉牛が放出する大量のメタンガスは、地球温暖化を加速させている大きな一因。牛を育てるためには、大量の水資源も使うし、飼育~流通にかかるエネルギーの問題もあります。

これに比べて植物由来のプラントベースフードは、環境負荷が低い食品=持続可能なサステナブルフードです。いつもの生活の中にプラントベースフードを取り入れることは、SDGsへの貢献にもつながるんですね。

ちなみに、ビオライフの商品はプラントベースチーズだけでなくプラントベースチーズもラインナップ。こちらもおいしいと評判なのでぜひ試してみたいと思います!



文=齋藤久美子

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