夏のビールのお供に欠かせない枝豆。塩ゆでが定番ですが、焼いたり、漬け込んだり、ちょっとひと工夫を加えると新たなおいしさが! 味つけは、さやごと大胆に調味すればOK。その方が、さやの部分にうまみを含ませて、口の中にジュワッと広がる風味を楽しめます。
枝豆のガーリックオイル漬け
【材料・2人分】
枝豆(さやつき)…1/2袋(約120g)、にんにくのみじん切り…1片分、赤とうがらし…小1本、塩、オリーブ油、粗びき黒こしょう
【作り方】
1.枝豆は両端をキッチンばさみで少し切り落とす。鍋に湯を沸かして塩適量を加え、枝豆を好みのかたさに3〜5分ゆでる。ざるに上げ、塩小さじ1/2をまぶす。赤とうがらしは種を除く。
2.ファスナーつき保存袋に1を入れ、にんにく、オリーブ油大さじ3~4、黒こしょう少々を加えて袋の上から軽くもんで混ぜる。空気を抜いて口を閉じ、室温に1時間以上おく。
(1人分216kcal、塩分2.1g)
いつもの枝豆がピリッと辛いペペロンチーノ風に! ビールはもちろん、ハイボールやワインにも合います。冷凍の枝豆でも作れますよ。
焼き枝豆のカレー塩
枝豆は、焼くとうまみがギュッと凝縮。塩にカレー粉を少々混ぜて、スパイシーな風味を楽しんでみて。
枝豆のにんにくじょうゆ風味
ゆでたての枝豆を、にんにく・しょうがのみじん切り、とうがらし、みりん、しょうゆなどであえる5分レシピ。時間がある場合は少し置くと、味がなじんでおいしくなります。
枝豆のさんしょう塩あえ
日本酒や焼酎も楽しみたい時は、粉ざんしょうをまぶしたこちらの一皿がおすすめ。香り高い大人の味わいです。
枝豆の黒こしょう風味
塩と一緒に黒こしょうをまぶすだけでも味変に。枝豆はゆでる前に塩をもみこんでおくと、さやの口当たりがよくなりますよ。
枝豆は、収穫された瞬間から甘みがどんどん減っていくため、新鮮なものを選ぶのがカギ。さや緑色でが実がしっかりつまってるもの、産毛がきれいについているものを選び、購入後はすみやかに使いましょう。また枝についたままのほうが鮮度の落ちる速さがゆるやかなので、枝つきのものを選ぶのも◎。茶色く変色しているものは古いので避けて。
文=齋藤久美子