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太りやすさの元、猫背を改善!「脇ほぐしストレッチ」

  • 2016年11月15日
  • Life & Aging Report

姿勢の悪さは猫背姿勢にあり! と言えるほど、顎を前に突き出し、背中や腰を丸めている人が多いです。この猫背姿勢は、肩こり、お腹のむくみ、便秘、肌荒れ、バストの下垂、太りやすくなるなど、美容にとって何一つとしていいことはもたらしてくれません。そこで、猫背姿勢を改善するためにほぐしておきたい筋肉をご紹介します。

■筋肉の硬さが原因!?

 まず、肩甲骨の前側を見てみましょう。デコルテにベッタリとついている大胸筋という筋肉があります。これは、同じく肩甲骨についている僧帽筋に対して拮抗筋になります。筋肉は裏側が伸びていれば、拮抗する前側は縮む仕組み。つまり、猫背姿勢で僧帽筋が伸びていれば、大胸筋は縮んでいる状態です。 さらに肋骨から肩甲骨裏側についている前鋸筋というのがあります。この筋肉も硬く縮こまっていると、肩甲骨をさらに前に引っ張るので、首も引っ張られ、どんどん猫背姿勢から抜けられなくなります。

■脇の下をほぐせば美人度アップ!

この脇付近についている大きな筋肉を緩めることによって、肩や肩甲骨の動きが良くなり、肩こりが解消され、胸も広がりバストアップ効果も期待できます。今回ご紹介するストレッチは、正しい姿勢をキープするために必要な体幹の筋肉も鍛えるので、ぜひ実践してみて下さい。

期待出来る効果

肩こり、首の疲れ、姿勢の矯正、冷え、バストアップ

実践回数&期間:

3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインに変化が現れます。

やり方

1.うつぶせになります。この時、尾てい骨をかかとの方向に向け、腰をフラットな状態にします。さらにおへそを腰に引き寄せるイメージで体幹を意識しましょう。この姿勢を取ると、普段反り腰や猫背姿勢の人は、違和感を感じるかもしれませんが、正しい姿勢を体に覚えさせましょう。

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2. 片手を前に伸ばし、体幹の中心である、おへそ(丹田)から体をまっすぐ伸ばし、10回呼吸を繰り返しましょう。

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3.そのまま体を反転させて、横寝になります。指先からかかとまでまっすぐ伸ばし、立っている時と同じ意識で体幹を使いましょう。そのまま二の腕の付け根、脇のした、肋骨の筋肉がゆっくりと呼吸と共に緩むのをイメージしながら1分キープ。反対側も同様に動作しましょう。

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いかがですか? 最初はバランスが取りづらいかもしれませんが、体幹が安定しているかどうか目安になるので、ぜひ焦らずゆっくり実践してみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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