こんにちは。「家事コツ研究室」はらぺこ研究員のFumiです。最近「タコス」が気になっている私。 2025年の食トレンドの一つに予測されていて、専門店も続々とできている、今注目のグルメなんです。
タコスの生地はトウモロコシ粉を使うのが本場流ですが、おうちで楽しむなら、できれば小麦粉で手軽に作りたいところ。小麦粉で作っても、タコスを満喫できるのでしょうか!? カルディで買える「タコスキット」と作り比べしてみました♪
タコスは、トウモロコシの粉で作る「トルティーヤ」という薄焼きの生地で、肉や野菜、サルサなどの具を挟んで食べる料理です。メキシコ発祥の料理ですが、アメリカでも広く親しまれているのだとか。
タコスはかなり自由な料理で、サルサ(ソース)を使うほか、具材は何でもOKなんですよ! これって、冷蔵庫にある食材を消費したいときにもぴったりなのではないでしょうか!?
下写真は、カルディコーヒーファームで買える「タコスキット」。860円くらいでした。
タコシェル(トルティーヤ)12枚、タコソースのほか、肉を味付けするタコスパイスが入っています。店員さんに聞いたところ、「タコソース」はサルサの一種で、トマトベースだったり、とろみがやや強かったりするのが特徴だそうです。
ちなみに、トルティーヤ、タコソース、タコスパイスはそれぞれ単体でも市販されています。
さて、さっそくトルティーヤを作っていきます。参照したのは、大手メーカー「ニップン」さんが公式サイトで紹介しているトルティーヤレシピ。
本当は、薄力粉と強力粉を使うのですが、強力粉を常備していないご家庭も多いですよね(我が家もそう)。なので、今回は薄力粉だけで作ってみました。
・小麦粉(できれば薄力粉・強力粉を半分ずつ)…200g
・エキストラバージンオリーブオイル…大さじ1
・塩…小さじ1/3
・ぬるま湯(約50℃)…100cc
・好みの具材(タコミート、レタス、トマト、チーズなど)…適量
ポリ袋に小麦粉と塩を入れ、口を閉じて振り混ぜます。
ぬるま湯、オリーブオイルを加えて混ぜ、
5分ほどこねます。粉っぽさがなくなり、表面が滑らかになったらOK。袋に入れたまま30分ほど常温で生地を休ませます。
生地を8等分にして丸め、麺棒で約15cmの円形に薄くのばします。生地がべたつく時は打ち粉をするとよいです。
フライパンやホットプレートを中火で温めます。油はひきません。生地を重ならないように焼き、中央が膨らんできたら裏返して両面焼きます。
これで、トルティーヤができあがり。予想以上に簡単だったし、休ませる時間を除くと10分ほどで作れました!冷めると形が固まるので、折り曲げた形にしたいときは、焼き上がったらすぐ熱いうちに半分に折りたたむのがコツですよ。
今回用意した具材は、ひき肉を炒めてタコスパイス(カルディのキット内)と水で軽く煮込んで作る「タコミート」をはじめ、千切りレタス、ダイス状に切ったトマトやアボカド、生食できるシュレッドチーズなどです。
これを家族でカルディの「タコスキット」のタコシェルと食べ比べていきますよ~♪
左がカルディのキット、右が小麦粉で作ったトルティーヤです。比べると、見た目も明らかに違いますね。
調べたところ、トルティーヤは「タコシェル」みたいなパリパリ系から、「ブリトー」にも使えるふんわり系まで、バリエーションがある様子。素材もトウモロコシ粉のほか、小麦粉を本場でも使うことがあるようです。奥が深いのですね!
さっそく食べ比べてみます!
こちらが、カルディの「タコスキット」にある「タコシェル」で挟んだタコスです。トウモロコシ粉を使った生地を油で揚げたハードシェルで、クリスピーな食感が持ち味。香ばしくパリパリとした食感が楽しいです!
こちらは薄力粉をこねて作ったトルティーヤで挟んだタコス。薄い部分はカリッと、厚みのある部分は硬めのパンみたいな食感です。これはこれでおいしい!
食べ比べたところ、どちらにもそれぞれよさがあります!食感や風味の好みで使い分けるのもありだし、両方を食べ比べるのも楽しいと思います。いずれにしても癖がない味なので、子どももパクパク食べてくれました。
結果としては、作るのもカンタンだし、小麦粉の生地でも十分楽しめます!
そして、思っていた以上に野菜がたっぷり食べられるのも、タコスのいいところ!
また、「キレイに詰められた」と見映えを競ったりして、家族でわいわい楽しめるのもよかったです。
そんなことで、「家族わいわい、野菜をもりもり食べる」が叶ったのが何よりの収穫でした♪おうちでタコスパーティ、我が家的には「大いにあり」!みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。
写真・文/北浦芙三子