こんにちは。家事コツ研究員の石神りぴです!
夏は特にほぼ毎日使う、水筒やドリンクなどのボトル。筆者もプラスチックゴミ削減と節約を目的として、マイボトルに作ったお茶を入れて常に持ち運んでいます。
でも、マイボトルってモノによっては汚れが落ちにくくありませんか?パーツが分解できるタイプなら、定期的に分解して洗えば清潔な状態がキープできますが、分解できないタイプだと、瓶ブラシや小さいブラシを使っても茶渋などの汚れが落ちなかったりしますよね・・・。
たとえばボトルの底がこのように窪んでいると、
窪みの周りについた汚れがなかなか落ちません。こまめに瓶ブラシで洗っていても、茶渋によって底の色が変わってしまうのも気になります。
そしてキャップについているゴム部分も、
取り外しができないと、ゴムについた茶渋がどんどん蓄積されて黒くなってしまいます。先の細いブラシで洗ってもあまり取れないため、なんとなく使うのをためらってしまいます。
さらに本体のねじ切り部分も、
スポンジやブラシで洗っても汚れが落ちにくい部分です。筆者はこれまで爪楊枝とタオルで拭いていましたが、なかなか取れずどうしたものかと悩んでいました。
そこで我が家では、キッチンブリーチを使って洗う方法に変えてみました!キッチンブリーチはファミリーマートなら1本あたり100円以下で購入できるのでコスパも良し。
直接口をつける水筒に漂白剤を使うのをためらう方もいらっしゃると思いますので、このキッチンブリーチのように、哺乳びんにも使える優しいタイプを使うことをおすすめします!
やり方を説明する前に注意点をご紹介しておきましょう。キッチンブリーチは塩素系の洗剤で、酸性の洗剤との併用が禁止されています。有害なガスが発生して危険ですから、キッチンブリーチ単体で使うことを徹底してください!
もう一つはキッチンブリーチの液は直接手で触らないことです。刺激が強いため、手につくと肌荒れを起こす可能性があります。容器にそそぐときは必ずビニール手袋をはめてくださいね。
ではまず、水筒の中身の洗い方を説明します。水筒の中にキッチンブリーチを2〜3滴入れたら、
溢れる直前までたっぷりと水を入れ、そのまま30放置しましょう。
次に水筒のフタの洗い方を説明します。ボールや洗面器、バケツなどを用意し、
キッチンブリーチを数滴入れます。そしてその中に水筒のフタを入れ、
フタの内側が水に浸るようにした状態で30分放置します。
最後に水筒のねじ切り部分です。ネジ切り部分のつけ置きに使うのは、
半分に切ったペットボトルです!小さめの水筒には500ml、大きめには2Lのペットボトルがおすすめ。
キッチンブリーチを2滴ほど入れたら、
容器の半分ぐらいの位置まで水を入れます。そこに、
水筒を逆さにして入れて30分放置します。水筒が水圧で浮いてしまう場合は、養生テープなどで固定すると良いです。
30分放置したら、まず流水でキッチンブリーチをしっかりと洗い流します。あとは普段通り食器用洗剤で洗えば漂白の完了です!
フタも、
底も、
ねじ切り部分も、
ぴっかぴかになりました!
キッチンブリーチで一度つけ置きすると、していない場合と比較して汚れや茶渋、カビなどがつきにくくなります。
そのため、キッチンブリーチを使ったつけ置きは1〜2ヶ月に1回の頻度で十分でしょう。我が家では1ヶ月に1回行っています。その後は毎回いつも通り掃除をするだけで、1ヶ月たってもほとんど黒ずみや茶渋が残らないようになりました。
汚れがついたままだと衛生的によくありません。しかし、分解できない水筒は普通の掃除では限界があるでしょうから、ぜひ今回ご紹介したキッチンブリーチで漂白する方法を試してみてくださいね!
文・写真/石神りぴ