こんにちは。ライフオーガナイザーの平沢あかねです。
「片づけ=キッチリ細かく分けて収納するべき」と思っていませんか?
キッチリ細かく分ける収納は、見た目もキレイでうっとりしますが、細かく分けるのが苦手な方には実は難しい収納方法です。
今回は「キッチリ細かく」から「簡単ざっくり」に変えて使いやすくなった収納実例をご紹介します。
引き出しの中を整理するのに便利な、マス目状に仕切られた収納グッズ。細かく仕切られていて、キレイに片づけられそうなのに私はこれがうまく使えませんでした。
靴下や下着の収納に使ってみたのですが、キレイに整った状態はわずか数日間だけ。あっという間にグチャグチャに...。
なぜこうなったかというと、「ざっくり大ざっぱタイプ」の私は、細かく分けて収納するのが苦手!この小さなマス目に入るサイズに靴下をたたんで、1マスずつキレイに入れるのが私には難しかったんです。
なんとか頑張ればできなくもないのですが、家事は毎日のこと。頑張らないとできない方法は、頑張れないときにはできないので続きません。自分にとって続けるのが難しい収納方法では、整った状態をキープできないんです。
一方でキッチリ細かく分けた方がしまいやすいと感じる方もいます。これはどっちがいいということではなく、自分に合った方法は人それぞれ違うだけなんです。
「簡単でざっくりした収納方法が自分には合っている!」と気づいたので、細かい仕切りをはさみでカット!仕切りをなくしてみました。
仕切りを気にせず、二つ折り(ショート丈靴下はそのまま)にして、入れるだけ。細かい仕切りをなくして、靴下をたたんで入れるまでの工程を簡単にしたら、散らかることもなくなりました。
細かく仕切られたアクセサリーボックスも「ざっくり仕様」へと変更(笑)。元々24分割だった仕切りを9分割にアレンジ。(点線部分の仕切りを撤去)
仕切りの数を減らしてマス目を大きくしたところ、出し入れが楽になり散らからなくなりました。
種類豊富にある収納グッズ。すべてのグッズが自分にとって使いやすいかどうかは別。
「使いにくい」と感じたとき、それは「失敗ではなく発見!」そして見直しのチャンスです♪自分にとって使いやすい方法を取り入れてみてくださいね。参考になりましたらうれしいです。
文・写真/ライフオーガナイザーⓇ平沢あかね