引っ越しや模様替えで、室内の雰囲気をがらっと変えたいと思ったことはありませんか?
そんな時、それ一つ加えるだけで部屋の印象をその色に染め上げてくれる観葉植物があります。
それが「垂れ下がる」系の観葉植物です。
にょろんと伸びた茎の全体に、小粒な粒がずらずらっと成るグリーンネックレス。
実はこの粒はグリーンネックレスの葉で、中に水分を溜めておくためにこの形状になったんだとか。
やわらかい日差しを好むので、夏場の直射日光だけを避けて、日の差し込む場所に置いてあげましょう。
2℃から3℃を保てれば越冬も可能なので、長く楽しむこともできます。
グリーンネックレスと類似した名前、似たような葉の付き方をしますが、こちらはブドウを髣髴とさせる赤色になります。
形も丸ではなく、三日月形、細長い形状です。
育成環境はグリーンネックレスとほぼ同じで、過湿に弱いので注意です。
葉が萎びてきてから水をやっても元通りになるほど生命力が強いので、やり過ぎるとかえって根腐れを起こしてしまいます。
深い鉢に入っていることが多いので、手で持ち上げて重さを確認していると、次第に土の中の水分量もわかるようになっていきます。
ツル性の常緑多年草に分類されるハートカズラは、垂れ下がる植物の中では代表格の一つです。
長ければ2mほどにまで伸びるツルと、そこに連なっていくハート型の葉が印象的です。
垂れ下がる系の植物の常なのか、乾燥に強く過湿に弱い性質をハードカズラも持っています。
過湿状態だと茎がちぎれたり、腐ったりしますので、秋以降は水やりの回数を減らして乾燥気味に管理するといいですね。
垂れ下がるというその在り方だけで、部屋の中で存在感を放つこの手の観葉植物たちは、手入れが簡単なものも多く、初めて観葉植物に触れる人にもおすすめです。