25周年となる本年度の運行を始めた「SLばんえつ物語」=4月6日、新潟市秋葉区【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
今年で25周年を迎えるJR磐越西線の「SLばんえつ物語」が6日、今年度の運行を開始した。始発駅の新津駅(新潟市秋葉区)には25周年を記念して外観の一部を黒色に塗り替え、いっそう往年の姿に近づいたSLが登場。多くのファンや地元住民が出発を見送った。
ばんえつ物語は1999年4月29日に新津−会津若松(福島県)で運行を始めた。客車をけん引する蒸気機関車C57−180は46年に製造され、優美な見た目から「貴婦人」の愛称で親しまれてきた。相次ぐ車両トラブルを乗り越え、今日まで走り続けてきた。
土日祝日を中心に9月末まで定期運行する予定。4月29日には、新津駅で25周年の記念イベントが開かれる。
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