空飛ぶクルマの模型を紹介する石村さん【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
砺波市で23日に開幕する「2024となみチューリップフェア」の会場に、2025年大阪・関西万博で運行が期待される「空飛ぶクルマ」が、期間限定で展示される。18歳以下の来場者は停車中の機体に搭乗できる。関係者は「子どもたちに夢や憧れを持ってもらえればいい」と語った。
展示する空飛ぶクルマは2人乗りの「EHang(イーハン)216−S」。砺波市や東京などにオフィスを構えるデザイン事務所「HIYOSHI DESIGN」(石村忠美(ただよし)社長)と、ヘリコプターなどの次世代のエアモビリティに関する事業を展開する「AirX」(東京、手塚究社長)が共同で所有している。
砺波市との連携事業で、5月3〜5日にフェア会場の市美術館前で展示する。
この機体は今年3月に茨城県で行われた実証飛行に使用され、首都圏初のフライトを成功させたばかり。今回の展示で空を飛ぶ姿は見られないが、最先端の技術に触れられる機会となる。石村社長は「未来を担う子どもたちにたくさん乗ってほしい」と話した。
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