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音楽の力で被災地に笑顔を 射水・新湊で5月、復興支援フェス企画

  • 2024年2月11日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

「ワンフェス2024」をPRする加治委員長【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 音楽で射水市新湊地域を盛り上げ、全国発信する野外イベント「ワンフェス」が5月、能登半島地震の復興支援を柱に据えて開かれることになった。被災した事業所や農家などが無料出店できる物販ブースを設けるほか、能登地方の太鼓集団と出演を交渉中。地震の影響で今年の開催が危ぶまれた時期もあっただけに、関係者で手を携えて前に進みたい考えだ。

 ワンフェスは、音楽愛好者らでつくる実行委員会が2019年にスタートした。実力派バンドが出演する2日間のイベントで、新型コロナによる中断を経て22年に再開。23年は県内外から7500人以上が来場した。

 22年から海王丸パーク(射水市海王町)を会場とし、24年も開催に向け準備を進めていたところ、地震が発生。液状化現象などの影響で同パークを使えるかどうか不透明になり、加治浩和実行委員長(41)は「市外での開催や規模縮小を考えた」と振り返る。

 1月末に施設管理者から「復興支援のため使ってほしい」と許可が下りたことを受け、「歌は力」をテーマに掲げて開催することに決定。公式ホームページを通じて3月まで出店者を募っており、能登の太鼓集団は出演に前向きだという。

 今年の公演は5月3、4の両日で、岡崎体育さんやロックバンド「OKAMOTO'S」、打首獄門同好会などの出演が決定。2月11日夕方に追加出演者の発表がある。加治委員長は「大変な時だからこそ、にぎわい創出に向け立ち止まらず、笑顔を取り戻す日にしたい」と意気込んでいる。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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