そろそろ梅雨入り。外出中に突然の雨に降られて、靴が濡れてしまうことも増えてきます。
特に旅行や出張先では、翌日もその靴で出かけなければならないことが多いため、どうにかして一晩で乾かしたい…。
そんな悩みを解決してくれたのが、ダイソーで見つけた「USB式シューズドライヤー」。シューズの中をじんわりと温めることで、乾く速度をぐっと早めてくれるアイテムです。
使い方は、左右のシューズにそれぞれ本体を差し込んで、スイッチをONにするだけ。ファンは非搭載なので風は出ませんが、じっくりと熱が広がり、靴内部の湿気を効率よく乾かしてくれます。
説明書によると温度は最大60度まで上がるそうで、手で触ってみるとしっかりと熱を感じるレベル。3H・6H・9Hのタイマー機能が搭載されており、用途や状況に応じて使用時間を調整できます。
試しに雨で濡れた靴で、片方だけにこのシューズドライヤーを使ってみたところ、21時から翌朝8時までの使用で、使ったほうはほぼ乾いていたのに対し、使っていない方はまったく乾いていませんでした。
ただし、雨で濡れた程度の靴には効果的ですが、洗濯直後のように水を多く含んだ状態を一晩で完全に乾かすほどのパワーはありません。
あくまで、旅先や出張先などで「なるべく早く乾かしたい」ときに使うのがベストな用途だと感じました。
電源はUSB-A端子で、5V/3A以上のACアダプターが必要。
モバイルバッテリー(5V/3A以上)からの給電も可能なので、コンセントが近くにない場所でも使用できます。
手持ちの10,000mAhのモバイルバッテリーで試してみたところ、約3時間使用できました。25,000mAhほどの大容量タイプであれば、ある程度しっかり乾かせそうですが、キャンプや登山など電源が限られた環境での使用にはあまり向いていない印象です。
重さは約190g。スマホと同じくらいの軽さなので、旅行や出張にも気軽に持っていけます。
特に梅雨や台風のシーズンには、いざというときの備えとして、キャリーバッグの隅にそっと忍ばせておくと重宝するかも。
Source: ダイソー