患者の自宅を訪ねる訪問診療科に異動。病棟勤務とは異なる喜びと大変さに奮闘! / (C)にわみちよ/竹書房
もし病気で余命を宣告されたら、最期の時間はどこで迎えたいですか? ある調査によれば、約80%の人が「自宅」と望むものの、実際のところ自宅で看取られる人はわずか15%程度だそうです。そんな中、「自分らしい死に方」が見直されており、「人生の最期を自宅で過ごしたい」という患者さんの希望を叶える選択肢の一つとして、終末期訪問診療があります。医師や看護師が在宅医療を選択した患者の自宅を訪問して診療・看護し、看取ることで、患者さんの想いに寄り添う医療です。
終末医療の現場で働く一人の看護師の物語『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』を9回連載でお送りします。今回は第3回です。
※本記事はにわみちよ著の書籍『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』から一部抜粋・編集しました。
訪問行ってきまーす / (C)にわみちよ/竹書房
調子はいかがですか? / (C)にわみちよ/竹書房
患者さんとご家族の笑顔が見られるのはとても嬉しいものです / (C)にわみちよ/竹書房
基本的に自転車で移動します / (C)にわみちよ/竹書房
著=にわみちよ/『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』