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究極のオフロード用EVバイク、クラファン失敗を経て生まれ変わる

  • 2024年4月22日
  • Gizmodo Japan

究極のオフロード用EVバイク、クラファン失敗を経て生まれ変わる
Image: The Arsenale

色を変えたら別モノみたい!

かれこれ11カ月ほど前の記事ですが、極限の環境でも走り続けるロシアのサバイバル電動バイク「2X2 ULTRA BIKE」をご覧頂いたことがあります。

当時は1,990ドル(約30万円)で出資金を募っていたのですが、実は目標達成ができず失敗していたんですって。

低空気圧の2重構造にしたバルーンタイヤで、アウトドアの悪路でもバッチ来い。浮力があるので浮き輪を合体させれば水上走行が可能になる究極のオフロード用EVバイクだったんですよね。

まさかコレがコケるとは…。

スタイリッシュに生まれ変わる

しかしクラファンがダメだったからといって、こんなに優秀でユニークなバイクが立ち消えになって良いはずがありません。

The Arsenaleというブランドから、黒×オレンジ色のカラーリングで生まれ変わりました。

ホイールにモーター内蔵

前後2輪の中には1000Wのハブモーターがあり、合わせて2000Wのパワーで最高時速は50km。車体の中央に1.6kWhのバッテリーを搭載し、50kmの距離を走ります。

Image: The Arsenale

ガソリンで発電もできる

タンクに見えるパーツは発電機で、充電切れになったらこれで発電。後部に備えた予備の燃料タンクも使えば、もっと電力が生まれます。

EVなのにガソリンで発電するのは本末転倒ですが、これは車体にも書かれた「PLAN B」、つまりバックアッププランということなのでしょう。普段はケーブルで充電できますからね。

もう30万円じゃ買えない

コラボをしたからなのか、価格はなんと約235万円と思いっきりハネ上がってしまいました。色さえ気にしなきゃ、ロシアから取り寄せた方が安いかもしれませんね。

値段はさておき、アウトドアに行かず街乗りだけの人でも、乗ってるだけで非常時に備えてる感があって安心な1台です。

Source: YouTube, The Arsenale via NEW ATLAS

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