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テスラのロボタクシー、今夏にデビュー宣言。ただ詳細はまったく不明…

  • 2024年4月10日
  • Gizmodo Japan

テスラのロボタクシー、今夏にデビュー宣言。ただ詳細はまったく不明…
Photo: Arturo Holmes (Getty Images)

低価格EV車は終わり、ロボタクシーに全集中?

ロイター通信が「テスラが低価格の電気自動車の製造計画を中止、代わりにロボタクシーを生産する方針を発表した」と報じていましたが、イーロン・マスクがそれを否定しています。

しかし、イーロンはXで新しいロボタクシーは8月8日にデビューすると発表したばかり。実際はロイター通信の記事はあっていたんじゃない?という感じになってきています。

しかし、そのロボタクシーの詳細については何も明らかになっていません。

失敗を隠す大きな新しい発表をしがちのイーロン

イーロンて、これまでも失敗があった時には、そこから注目をそらすために別の大きな発表をしてきているんですよね...。ロボタクシーについては、もうすぐできると約束したのは今回が初めてのことではありません。

ロボタクシーのリリースは全部、規制当局次第であるとし、4年前の2020年4月には「今年も機能性は良好。規制当局の承認が大きな不明要素だ」と投稿していました。

匿名の証言は...?

先週金曜のロイター通信の記事は、明らかにイーロンを刺激したようで、事実でないと主張しています。しかし、ロイターの記事では、情報源の証言とともに以下のように報じられています。

この大逆転劇は、 中国の電気自動車メーカーとの激しい競争に直面するなかで起きている。現在、電気自動車の価格は一番安いもので1万ドル(約151万円)というのまで登場している。

運転席のないロボットタクシーの計画は、実現までに時間がかかる可能性があり、より厳しい技術的課題と規制上のリスクに直面するだろう。

2名の情報源によると、数十人の従業員が出席した会議でモデル2の中止が知らされたそうで、その会議は2月末におこなわれたと述べています。

情報源のうち1人は、「イーロンの指示は、ロボタクシーに全力を尽くすことだった」と説明しています。

3人目の情報源によると、低価格の電気自動車は撤退し、新しい計画ではロボタクシーが生産されることになりますが、モデル2で予定されていたよりもはるかに低い数量で生産されるとのことです。

8月8日に実際に何が起こるかはまだ何もわかりませんが、イーロンは何か隠し球みたいな新しい技術のお披露目をしようとしているのでしょうか。

ただ、2021年夏にロボットを発表したときのような恥ずかしい感じにことにならないことを願うばかりですが...。

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