ガジェットが濡れちゃった、どうしよう!
こういう時、ワラにもすがる思いでいろいろなライフハックに頼りたくなります。が、Apple公式がそんなライフハックの1つ「米びつに突っ込む」をNG事項として注意喚起しています。
濡れちゃったiPhoneを米びつに突っ込む、またはジップのついた密閉袋にお米と一緒に入れておく。これ、iPhoneが水没してしまった時のライフハックとしてはよく聞く方法だと思います。お米の吸水力を利用した方法として、日本語で検索しても英語で検索しても、けっこうヒットします。
しかし、Apple公式はこれをオススメしていません。オススメしないどころか禁止事項として挙げています。
お米による乾燥では時間がかかるため、その間に水没ダメージによる内部侵食が進むという説もありますが、公式が禁止する理由はまた別。「米の小さな粒子が原因で iPhone が損傷するおそれ」があるからです。
言われてみれば確かに。米袋や米びつの底には、生のお米のサラッサラの細かい粉がたくさん見られます。これが充電ポートやスピーカーに入り込んだら…。水分は吸ってくれても端末復活は無理そうだな。
もーし、お米で端末復活できたという成功体験のある人がいたら、それはラッキーパターンだったと思いましょう。
水没iPhoneの対処法として、お米以外にも公式が禁止をだしていることがあります。
・iPhoneを風で乾かすとき、ドライヤーなど高音の風を使わないこと。
・綿棒やキッチンペーパー、ティッシュなどを、充電ポートにつっこまないこと。
これ、ガジェット濡れて焦ってるときにいかにもやっちゃいそうなやつですね。肝に銘じておこう。
まず、濡れているときは絶対充電しないこと! 繋いでいるケーブル類があればすぐ抜きましょう。
以下、Apple公式が推奨している手順です。
1. iPhoneをコネクタ部を下向きにして手のひらに載せ、優しくたたいて余分な水分を抜き取ります。風通しのよい乾いた場所でiPhoneを自然乾燥させてください。
2. 30 分以上経ってから、Lightningケーブルまたは USB-Cケーブルで充電するか、アクセサリを接続してみます。
3. 再び警告が表示される場合は、コネクタの中や、ケーブルのピンの根元にまだ液体が残っています。iPhoneを風通しのよい乾いた場所に丸一日置いて自然乾燥させてください。その後、あらためて充電またはアクセサリの接続を試してください。完全に乾かすには、最長で24時間かかる場合があります。
4. iPhoneが完全に乾いているのに充電されない場合は、アダプタからケーブルを外し、アダプタをコンセントから外してから(可能な場合)、接続し直してください。
ちなみに、iPhoneには液体検出機能があります。この機能はUSB-Cケーブルなど、何かしらのコードをiPhoneに繋いだときに充電ポート内に液体があると発動。警告メッセージを表示します。
警告メッセージが表示されたら、すぐにケーブルを抜きましょう。
公式によるお米ライフハック禁止は、特に海外メディアが大きく反応していました。お米を使うことから、アジアの知恵袋みたいな妙な説得力があったのでしょうか。米Gizmodoでも、携帯ショップで働いた経験ありという人が「端末をトイレに水没させてショップに来た人でお米ハックを試したって人、めっちゃ多かったな。一瞬だけは復活すんだよなー」なんてコメントを寄せていました。
日本人が「NASAが開発した…」とか「中国四千年の…」というキャッチコピーに惹き寄せられちゃうのと同じなのかな。
Source: Apple
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