2023年1月20日の記事を編集して再掲載しています。
惑星を消滅させる体験ができちゃいます。
太陽系には何十万もの小惑星が潜んでいて、宇宙機関はその多くを追跡していますが、突然地球と衝突する小惑星が現れる可能性は常にあります。
Neal.funの新作アプリでは、小惑星が地球のどこかに衝突した場合に起こる様子を視覚的に体験できます。
あらゆる種類の小惑星が、地球に衝突してもたらすであろう激しい局所的な影響を示すために、ニール・アガーワル氏は小惑星シミュレーターを開発しました。
使い方としては、まず初めに鉄、石、炭素、金あるいは氷の彗星から小惑星の種類を選びます。
小惑星は、直径は1マイル(1.6km)まで、速度は時速1000マイルから25万マイル(時速約1600kmから40万km)、衝突角度は90度まで設定ができます。
そして世界地図上で衝突地点を決めたら、大混乱に備えよう、というものです。
「私は『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』のようなパニック映画を見て育ったので、自分自身の小惑星衝突シナリオを視覚化できるツールを作りたいとずっと思っていました」と、アガーワル氏は米Gizmodo社にメールで語っています。
「このツールは、もしもこうなったら、というシナリオを頭の中で考えるのが好きな人向けです。このシミュレーションの背後にある数学と物理学は、小惑星の衝突を研究しているガレス・コリンズ博士とクレメンス・ランプ博士の研究に基づいているんです」
自分の小惑星をプログラムし、あなたの決めたターゲットに向けて発射すると、「小惑星衝突シミュレーター」はその脅威の惨状を予想してくれます。
まず、衝突でできたクレーターの幅と深さ、衝突によって蒸発してしまった人数、放出されたエネルギーの量がわかります。
次に、これによってできた火球、衝撃波、風速、地震の大きさとその影響について教えてくれます。
NASAは、1万9000個以上の地球近傍小惑星を視野に入れています。地球にとって差し迫った脅威となる小惑星はありませんが、2013年に起きたロシアのチェリャビンスク隕石衝突のような事件は、惑星防衛の必要性を私たちに思い起させます。
2023年、NASAは、小惑星探査機「ダート(DART)」を使った小惑星の軌道修正実験を行い、大きな成功を収めたばかりです。
惑星って球体だけじゃないんだ…。ラグビーボールのような形の惑星が発見される 星は丸いなんてだれが決めた…?まだまだ宇宙には未知の世界がいっぱいです。想定外のトンでもない大きさの太陽系外惑星が見つかったかと思えば、このほど欧州宇宙機関(ESA)から、驚くべき形状の惑星発見がアナウンスされましたよ。なななんと、まるでラグビーボールのような楕円形の星なんです! 地球から約1,530光年ほど離れた巨大な恒星の「WASP-103」の周回軌道を、24時間よりも短い周期で公転している https://www.gizmodo.jp/2022/01/astronomers-spot-an-exoplanet-shaped-like-a-football.html