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謎多き「食虫植物」の世界。まずはビジュアルを楽しんでみよう!

  • 2017年2月20日
  • ガーデニング・ラバーズ

こんにちは。ライターのariです。

「食虫植物」って、名前は聞いたことがあって、
実際にじっくり眺めたことがない方も多いと思います。

その名前から想像すると、
ゾッとするようなフォルムをしてるように思えますが、
なかには美しいものや少々ユニークなものも。

そこで今回は、見て楽しめる「食虫植物」をご紹介します。

ウツボカズラ(ネペンテス)

ウツボカズラは、
とてもユニークな形をした食虫植物ですよね。

瓢箪のような形をした赤紫色の袋の口を開き、
虫を待ち構えます。
この袋のフタの内側には虫を誘惑する蜜腺があり、
これで虫を引き寄せているそう。
蜜をなめた虫は酔ったようにふらついて、
袋の中に落ちてしまうという仕組みなのです。

 

ハエトリソウ(ディオネア)

ハエトリソウは、食虫植物の中でもメジャーな存在。
大きな口をパックリと開けて、
虫を待ち構えているかのような姿はインパクト大です。

トゲトゲして二枚貝のようになっている部分が葉っぱ。
ここに虫が触れると、秒速で葉が閉じるのだそうです。

 

ムシトリスミレ(朧月)

スミレによく似た、
可愛らしい花を咲かせるムシトリスミレ。
葉の表面に小さな毛が密生していて、
そこから粘液を出し、
その粘着力で虫を捕らえる食虫植物です。

こんな美しい植物が、
まさか虫を捕らえるとは想像もできませんよね。

 

ミミカキグサ

まるで、ウサギが踊っているかのように見える
「ミミカキグサ」も、実は食虫植物のひとつ。
地中に捕虫嚢を付けていて、
プランクトンなどを捕まえています。

 

サラセニア

サラセニアは葉が一本の筒状のようになっていて、
その筒の中に虫を陥れ、
出られないようにしてから消化してしまいます。
その筒状の葉っぱがユニークな食虫植物です。

 

モウセンゴケ(ドロセラ)

葉の表面に粘液を出す毛が、
なんと200本もあるモウセンゴケ。
甘い香りを放って虫を引き寄せ、
毛の粘液で虫を捕らえて栄養にしてしまいます。

マクロレンズで見てみると、
毛の先端から粘液が出ているのが分かりますね。

 

いかがでしたか?
食虫植物の世界は、
人間の私たちからは想像もできない、
不思議なことも多く、奥深い領域。
まずは、見た目から楽しんでみるのもおすすめですよ。

 

 

 

 

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