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第41回エコ×エネ・カフェ『「ローカルファーストが日本を変える」~地域からはじまるサステナブルな社会~』開催速報

  • 2022年12月6日
  • 緑のgoo編集部
41回カフェ速報記事

 2022年11月28日(月)に、第41回エコ×エネ・カフェ『「ローカルファーストが日本を変える」~地域からはじまるサステナブルな社会~』をオンラインで開催しました。

 エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり、今回で41回目を迎えました。
41回カフェ速報記事

 今回のテーマは「ローカルファースト」です。社会の多様化が進む一方で、地域はどんどん画一的になり様々な課題に見舞われています。地域に活力を取り戻し、真に豊かな生活を実現するにはどうすればよいのでしょうか?その鍵となるのがローカルファーストという捉え方です。

 ゲストの亀井信幸さんは、ローカルファーストのモデル地域である茅ヶ崎からローカルファーストを広める活動に取り組んでいます。そこで今回のエコ×エネ・カフェでは、亀井さんのお話をきっかけに、ローカルファーストで実現する豊かなライフスタイルやサステナブルな社会について学び、これからの社会を変えていくために一人ひとりがどのようなアクションを起こすことができるかを考えました。

41回カフェ速報記事 亀井 信幸(かめい のぶゆき)氏
一般財団法人ローカルファースト財団 理事長
亀井工業ホールディングス株式会社代表取締役社長
日本商工会議所まちづくり委員長
茅ヶ崎商工会議所会頭

参加者同士の対話の時間

 ゲストトークの後は、参加者がブレイクアウトルーム(小部屋)にわかれて、ゲストの話から感じたこと、気づいたことを自由に語り合いました。

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「毎日の暮らしの中で自然とローカルファーストな行動を選べるように、毎日の小さな積み重ねが重要だと思った」「歳を重ねるにつれ地域に繋がりがないことが不安になってきたので、ローカルファーストの大切さがわかってきた」「自分の住んでいる地域は過疎化が進み、個人商店も少なくなってきているのでローカルファーストを実践することすら難しくなってきている」「仕事の拘束時間が長いので地元で過ごす時間がない。余裕のある働き方ができたら地元で過ごす時間も増え、地域も活性化するのではないかと思う」など、さまざまな意見が交換されました。

エコ×エネ・カフェを終えて

 エコ×エネ体験ツアー水力編に参加したことがきっかけで参加した大学生の川又結月さんは、「今回初めてローカルファーストという言葉を知りましたが、ローカルファーストを実践するのにいろいろなやり方があることがわかったのがよかったです。最近地元に行ってみたいお店ができたので、地元のことを知るためにもさっそく行ってみて、ローカルファーストなアクションの第一歩にしたいと思います」と感想を聞かせてくれました。

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 ゲストの亀井さんからは「ローカルファーストは、課題先進国と言われている日本においてすべての課題を解決できる魔法の言葉です。ローカルファーストという言葉には決まった定義がありません。ですから、それぞれの受け取り方で、みなさんの生活の中で興味を持って楽しくローカルファーストを考えていただければと思っています。日本には元々、ローカルファーストな文化が根付いていました。これをもう一度取り戻し、真に豊かでサステナブルな社会をつくっていくために、これからもローカルファーストなアクションをみなさんと一緒に広めていきたいと思います」というメッセージをいただきました。

41回カフェ速報記事

 次回の記事では、第41回エコ×エネ・カフェ『「ローカルファーストが日本を変える」~地域からはじまるサステナブルな社会~』について更に詳しくご紹介します。参加者からの質問にゲストが答える全体セッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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