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中部電力、岐阜県で新たな水力発電所を建設

  • 2020年1月26日
  • エネクトニュース
治水計画で建設中のダムに、小規模な発電所を
中部電力株式会社(以下「中部電力」)は1月21日、岐阜県郡上市(ぐじょうし)において、新たな水力発電所を建設すると発表した。

岐阜県は長良川の治水計画の一環として、木曽川水系亀尾島川(きびしまがわ)の内ケ谷で現在ダムを建設中。この地域は県内有数の多雨地帯であり、豪雨による出水等で、下流地帯に過去、大きな被害が出ている。

内ケ谷ダム本体の工事は2016年に始まり、2025年度に完成の予定。中部電力はダムに隣接して水力発電所を建設することで、岐阜県との協定を締結した。

ダムから放流される維持用水を活用して最大720kW
内ケ谷水力発電所の工事は2024年度に開始し、発電所の運転開始は2025年度になる見込み。

発電にはダムから放流される維持用水を活用して、最大出力720kW。年間の想定発電量は約460万kWhで、一般家庭約1500世帯分の電力消費量に相当する。

中部電力はエネルギー自給率の向上と低炭素社会の実現に向けて再エネ電源の開発に力を入れている。その一環として水力発電所の開発を積極的に進め、既設水力発電所の出力・発電量の向上にも取り組んでいく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

中部電力 リリース
https://www.chuden.co.jp/

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