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日産等、米国でのEV実証事業で高速充電器を導入

  • 2019年4月5日
  • エネクトニュース
出力は従来の2倍の100kW、さらに充電時間を短縮
日産自動車株式会社(以下「日産」)は4月2日、NEDOおよび兼松と共同で進めているEV実証事業において、「CHAdeMO(チャデモ)」規格の高速充電器の使用を開始したと発表した。

家庭で普通用いられる電動自動車の充電器は交流を利用し出力も低く、充電に時間がかかる。「CHAdeMO」規格は直流を用いて高出力で充電するため、充電時間が短い。今回導入した充電器は既設充電器の倍の出力で100kW、充電時間のさらなる短縮が可能になる。

この実証事業は米国カリフォルニア州で2015年から実施されている。電動自動車の普及に意欲的な同州でも、EVの利用は都市部で主に近距離移動用と限定的な使われ方であり、事業では利用度の向上と行動範囲拡大を目指している。

スマホで充電予約、ステーションでの混雑を緩和
実証では大容量で高速充電が可能な電池を搭載した車種と高速充電には非対応の電池を搭載したEVの運転・充電パターンの比較など、多面的な分析を行う。

さらに2017年から提供しているEVドライバー向けの情報アプリには、充電を事前に予約する機能も追加した。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日産 リリース
https://newsroom.nissan-global.com/

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