バイオマス専焼で75MW、2021年に営業運転開始
エア・ウォーター株式会社(以下「エア・ウォーター」)は1月11日、中国電力と共同で、バイオマス発電所の建設工事を開始したと発表した。
新発電所は「小名浜バイオマス発電所」で、福島県いわき市小名浜にあるエア・ウォーター関連会社の工場内で建設中。発電所には循環流動層ボイラーを設置し、パーム椰子殻や木質ペレットを燃料として、出力7万5000kW。2021年4月の運転開始を予定している。
エア・ウォーターと中国電力は事業に向けて発電事業会社「エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜株式会社」を設立し、新会社が発電所の建設、運営、保守および電力販売を行う。
防府市に次いで2件目の共同バイオマス発電事業
エア・ウォーターと中国電力は2017年、「エア・ウォーター&エネルギア・パワー山口株式会社」を通じて、山口県防府市で木質バイオマスと石炭混焼の発電所建設を始めた。出力は11万2000kWで、2019年度の運転開始が予定されている。
両社が共同でバイオマス発電事業に取り組むのは今回で2件目となる。
(画像はエア・ウォーター公式ホームページより)
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エア・ウォーター リリース
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