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太陽工業、シースルー太陽電池パネルに覆われた『人と環境にやさしい事務所ビル』を実現

  • 2018年11月29日
  • エネクトニュース
日本最大級のシースルー太陽電池パネルに覆われたビル
太陽工業株式会社は、岡山県岡山市内で旭電業株式会社第二本社ビルを今年9月に竣工、シースルー太陽電池パネルに覆われたビルとしては日本最大級となる『人と環境にやさしい事務所ビル』を実現したと発表した。

同ビルは、岡山市南区西市430番地にある事務所ビルで、南面と東面の全面に太陽光が透過するシースルー太陽電池パネルを、日本最大級の規模で採用した事務所ビルとなり、設計は株式会社黒川建築設計事務所が、また施工は株式会社大本組と蜂谷工業株式会社のJVにて担当している。

今回、ガラス壁面に用いられたシースルー太陽電池パネルは、薄膜太陽電池にスリットを入れて光を透過し、発電機能を持たせたものという。

シースルー太陽電池パネル1枚のサイズは、約900ミリ×998ミリで、同ビルでは東壁面(幅約40m、高さ約16m)に646枚、南壁面(幅約14m、高さ約16m)に221枚のパネルを設置していて、最大出力は40.78kWになる。

人と環境にやさしい事務所ビルを実現
また、屋上設置分と合わせると最大出力76.48kWに達し、ビル内の電気機器へと供給し、余剰分は電力会社に売電しているとのこと。

なお同ビルは、機能面では従来の窓と同様に、屋外への視界を確保しながら室内に太陽光を取り込むガラス壁面が遮熱・断熱機能により『省エネ』効果を発揮するほか、太陽光発電による『創エネ』機能を備えていて、人と環境にやさしい事務所ビルを実現したものという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

太陽工業株式会社 プレスリリース
https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2018/11/22/78

 

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