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薄型水平光ダクトでもっと建物内部に自然光を

  • 2016年12月28日
  • エネクトニュース
大成建設らの新製品は、薄さも採光率も格段に進化
大成建設株式会社(以下「大成建設」)と東洋鋼鈑株式会社は12月22日、薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発したと発表した。薄さと採光率がともに格段に進化したこの新システムを設置すると、建物内部への太陽光誘導がより効果的になる。

建物には窓がなく、日中でも人工照明に頼るしかない部屋や廊下がある。多くの場合光ダクトシステムを用いて外壁で太陽光を採光し、ダクト内で複数回反射させて内部に導入している。従来のシステムは天井裏に高さ400mm以上のスペースが必要だったが、新製品は100mmでしかも従来の約2倍の採光率を実現した。

プリズムを用いて太陽光を水平方向に変換
太陽光は反射させるたびに減衰する。新製品ではこのロスを防ぐために、採光口にプリズムを設置し、季節によって変化する太陽光の入射角にあわせて水平方向に変換、ダクト内での反射回数を減少させた。

採光システムの薄型化によって、通常の階高での設置も容易になった。外観デザインとも調和させやすく、木漏れ日のような自然光を建物内部に提供することができる。新システムの活用でもっと積極的に自然光が利用できることに加えて、休憩室や廊下など、用途に応じた演出が可能になる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大成建設 リリース
http://www.taisei.co.jp/

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