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経済産業省、ネガワット取引に関するガイドラインを改定

  • 2016年9月4日
  • エネクトニュース
スマートな節電を行える環境整備
経済産業省は、「ネガワット取引に関するガイドライン」の改訂(平成27年3月策定)を平成28年9月1日のプレスリリースで公表した。平成29年中にネガワット取引市場の創設が予定されており、ネガワット取引の活性化が見込まれている。

平成28年4月に、有識者と事業者から構成された「ネガワットWG」が設置されたことにより、ガイドラインの改定案が検討され、平成28年5月のパブリックコメントの開始を経た上で、今回の改訂となった。
ネガワット取引
需要家が電力量(ネガワット)を節電すると、電力会社が対価を支払うのが、「ネガワット取引」である。

ネガワット取引を普及させ、ネガワットの量に対する評価方法等、取引の実務で重要である事項に関して指針を明らかにしたのが、「ネガワット取引に関するガイドライン」である。電力会社及びネガワット事業者間の取引で必要となる基本的なルールをガイドラインに追加する等の変更が実施された。

主な改訂ポイントとしては、市場におけるネガワット取引を予想して、ネガワットの量に対する評価基準となるベースラインを設定する方法の変更を行った。

また、供給力調達のためにかかる費用の負担をする小売事業者と、ネガワット取引に基づき、その供給力の一部を譲られるネガワット事業者との間における利益を調整するためにネガワットの調整金についても規定を追記した。


▼外部リンク

経済産業省
http://www.meti.go.jp/

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