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NEDOがインドでスマートグリッド実証を本格始動

  • 2018年1月27日
  • エネクトニュース
1万台のスマートメーターを設置、配電ロス低減へ
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)は1月26日、インド・ハリヤナ州におけるスマートグリッド実証事業を本格的に始動すると発表した。

事業は現地のハリヤナ配電公社と共同で行われ、パニパット市内の配電系統の一部に監視制御システムとスマートメーター1万台を設置し、配電ロス低減およびスマートコミュニティ技術の普及を目指す。

経済成長の著しいインドでは慢性的な電力不足や長い事故停電、盗電、メーターの改ざん、料金の徴収漏れなどが起こっている。これらの問題を解決するために政府指導で配電網のスマート化プロジェクトが進行しており、NEDOの事業はその1つにあたる。

インドの配電網のスマート化に日本の技術で貢献
実証事業では委託を受けた富士電機と住友電気工業が配電系統の遠隔操作・制御を行い、スマートメーターを用いて電力消費量のデータを集約する。

ピークロードの低減、配電形の制御などを通じて配電の問題解決を図るとともに、システムの通信方式の比較も行う。

2015年12月に事業の協定が締結、それに基づいて準備が進められてきたが、事業の本格開始を記念して1月25日、運転開始式典が行われた。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO リリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100901.html

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