ティーフードやお菓子に瀟洒なインテリアを含めて楽しむのがアフタヌーンティー。
5ツ星ホテルや美術館などの優美なカフェで、貴族の時代に思いを馳せながら味わいたい。
文化地区として知られるケンジントンは、ヴィクトリア女王の最愛の夫、アルバート公によって整備された歴史がある場所。
その王配に捧げられた記念碑の隣には、円形に輝くロイヤル・アルバート・ホールの壮麗な姿が。
実は演目チケットを持っていなくても、併設の高級フレンチ・レストラン「コーダ」で上質アフタヌーンティーを楽しめる。
英国貴族の館を思わせる風格ある空間には天井まで届く大窓があり、ロイヤル・ガーデンを見下ろす唯一無二の風景を切り取っている。
この典雅なティータイムをさらに盛り上げたい人は、ルイナールのシャンパン、あるいはアールグレイが薫る特製カクテル“ダウン・ザ・ラビット・ホール”もぜひ。これぞ自分へのご褒美。
Coda Restaurant by Éric Chavot at the Royal Albert Hall(コーダ・レストラン・バイ・エリック・シャヴォー・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール)
所在地 Royal Albert Hall (Level 3), Kensington Gore, London SW7 2AP
電話番号 020 7589 8212
営業時間 アフタヌーンティーは13:00〜15:00 L.O.、ディナー 17:00〜22:00
※ディナーは舞台チケット保持者のみ。
上演スケジュールによって店のオープン日が異なるのでウェブサイトで確認を
https://www.royalalberthall.com/visit/food-and-drink/restaurants-and-bars/coda-restaurant
文=梅崎奈津子、江國まゆ
写真=志水 隆
コーディネート=田中敬子、長南ミサ
取材協力=T Media Lab、英国政府観光庁