穏やかな気候に心がはずむ、お出かけにぴったりの季節になりました。外遊びが大好きな人たちの愛用品は、きっとあなたの日常も彩ってくれるはず。
今回はプロが選ぶ、“食のおとも”篇! この春手に入れたい、15アイテムをご紹介します。
7gと軽量なアルミ製の先割れスプーン。
「軽さと強度を実現するシェル構造の曲線が美しく、眺めているだけで惚れ惚れする。またスプーンの先端は麺類がキャッチしやすい形に工夫されるなど、細部へのこだわりも日本製らしい」(山下さん)
ホバーライト
https://ideasekikawa.official.ec/
「青森県産にんにくの香ばしさ、醤油もろみの深いコクを帯び、ご飯に混ぜるだけで簡単に絶品ガーリックライスに。ワイルドな味わいにお酒もすすみます」(平野美さん)
ガーリックシュリンプやスープなどさまざまな料理にアレンジ可能。
アウトドアオペラ
メールアドレス info@outdoor-opera.com
トリュフを2%使用し、きのこペーストのベースにトリュフの芳醇な香りと旨みを凝縮したソース。
「どんな料理にかけてもおいしくなる魔法のソース! 以前、シチューの隠し味に入れてみたら、ほっぺたが落ちました♪」(平野咲さん)
ユウキ食品
山でドライフードやカップ麺もいいけど、せっかくなら自分で山飯を作りたい派は、フライパンがあると便利。
「焦げ付き防止性能に優れるチタニウムプラズマコーティング加工が施されていて、油なしでも炒め物が楽しめます」(石井さん)
ナイスタイム
電話番号 03-6809-0109
コンパクト&充電式コードレスの全自動エスプレッソメーカーは、アウトドアでも気軽に本格エスプレッソが楽しめる。
「挽いた粉、コーヒーカプセルどちらも使えます。簡単にパーツを分解できるので、手入れがしやすいのも高ポイント」(編集部)
ロゴスコーポレーション
岩手県にある家具店と地元の木地師が、昔から馴染みのあるコップの形をベースに天然木でリデザイン。ウレタン仕上げで温かい飲み物も飲める。
「軽量かつスタッキング可能で嵩張らないため、山コーヒー用に愛用中」(鈴木さん)
ホルツ
電話番号 019-623-8000
香川県の醤油舗「かめびし屋」の三年醸造醤油をベースに、料亭の調理人が絶妙な調和で完成させた柚子、一味がほのかに香る醤油。
「粉末状かつ個包装で使いたい分だけ手軽に持ち運べるため、アウトドア料理のお供にピッタリです」(佐藤さん)
下鴨茶寮
電話番号 075-692-2003
ナッツ・ドライフルーツ専門店「小島屋」とアウトドアショップ「サンデーマウンテン」がコラボしたミックスナッツ。
「行動食としてそのまま食べるのはもちろん、サラダやパスタに合わせてもおいしいです」(高野さん)
サンデーマウンテン
https://www.sundaymountain.jp/
「柄が長く、角がついているから、底の深い山用ドライフードの隅々まで届き、食べ物を残さず食べられます」(四角さん)
クッカーでも調理がしやすい長さで、スパチュラのようにも使える。左はカエデ、右はミズナラを使用。
藤野智朗
メールアドレス @info_tomorrow
下北沢の日本料理店「namida」 のシェフが監修するドライフード。
「山でもレストラン級においしいご飯が食べられる。最近はドライフルーツや飲み物まで種類も増えていて、贅沢したい日に買います」(永田さん)
マウンテングルメラボ
https://mgl.quest/collections/meal
山女魚と桜鱒をモチーフにしたオリジナルグラフィックを底面に施したカップ。
「釣り好きなので、魚柄には目がなくて……。食事中、底の柄が見える度に気分が上がります。似たようなカップが多いなか、さりげなく個性も出せる点も◎」(東さん)
スノーピーク
粒状のマスタードシードをそのまま使い、これまでにないプチプチした食感を実現。
「一般的なものより塩分や酸味が穏やかなので、サンドウィッチやカルパッチョ、お酒とのマリアージュなど、いろんなレシピに活用できます」(福田さん)
ワンポッドワンダー
https://onepotwonder.jp/
農薬など一切使用せず栽培したブルーベリーの葉と海塩をブレンド。
「一振りするだけで香り高く、味わい深くなるものの、決して料理の邪魔はしない代物。和食、洋食問わず合い、キャンプ飯の質をワンランクアップしてくれます」(金丸さん)
ハウレット農園
https://www.howlettfarm.net/
青森県民のソウルフード「スタミナ源たれ」とコラボした焼き肉たれには、旨みの強い田子にんにくがたっぷりイン。
「青森にキャンプに行った際、名前のインパクトで購入。その名の通りにんにくが効いていて、肉が何倍もおいしくなる」(東さん)
沢田ファーム
電話番号 0179-33-1133
規格外の野菜を生産者から買い取り、無添加で手作りした瓶詰めシリーズのバーニャカウダソースは、アンチョビに代わり塩麹を使用。
「道の駅で買った野菜をグリルし、このドレッシングをかければさらにおいしくなります」(前田さん)
ファームキャニング
https://www.farmcanning.com/
レコメンダー:ナイスタイムマウンテンギャラリー ショップマネージャー 石井 統/ワンノバCEO・ブランドディレクター 金丸 百合花/エイアンドエフ マーケティング 川上 名津子/フリーランスPR 佐竹 彩/編集者 佐藤 泰那/山岳収集家・マウンテンコレクター主宰 鈴木 優香/アウトドアショップ ヤマゴヤ店主 高野 幹子/スタイリスト 永田 哲也/モデル・ブランドディレクター 新田 あい/スタイリスト 東 美穂/ろぐさいショップ オーナー 久松 彩夏/ミレーPR 平野 咲/編集・ライター 平野 美紀子/スタイリスト 福田 麻衣/フローリスト 前田 有紀/モデル 山下 晃和/アウトドアスタイル・クリエイター 四角 友里/CREA編集部(敬称略)
文=平野美紀子
写真=釜谷洋史